3月になっても寒さが続きますね。

春はまだかなぁ〜と思いながら今私は、唐揚げ弁当を待っております。


{87F98940-61D9-4ED5-9A16-1C91C13E05A7}



こんにちわ。東大阪市 高井田 の ツナグホームの中村雄太です。

 

私のブログを始めてご覧になれらました方!!初めまして→{紹介文です}


3月と言えば・・・

3月と言えば、卒業式ですね。私の学生時代と言えば今から約20年前。遠い昔ですね。


ですから、私にとっての3月は別れの季節やなあと思うんです。特に、高齢者住宅の入居に関わる仕事をしている私にとって。


人の人生に関わること。

私の仕事は、自宅では過ごせなくなった方への高齢者住宅の入居紹介。


おそらく終の住処になるであろう自宅に変わる空間探しのお手伝い。本人だけではなく、その家族様の思いを背負って入居探しのおてつだい。


責任重大なので、いい加減なことはできません。なぜなら、人に人生に関わる仕事だから!


ですので、高齢者住宅の運営会社とは、ごくたまに本気でケンカになることもあります。


何度も言いますが、人の人生に関わることだから!


言い過ぎかもしれませんが、命に関わる仕事。それくらいの気持ちでやってます!


だから、いい加減なことをされたら僕は本気でケンカします!


昨晩のこと。

2年前に、入居のお手伝いをさせて頂いた方が、昨晩、お亡くなりになられました。


昨年の12月に余命3ヶ月と宣告された方。

連日、家族様とホームのスタッフの方たちが、一生懸命看病にあたられておられました。


昨晩、呼吸停止の連絡が入り、私が駆けつけたとには息を引き取られておられました。


家族の方々からは、本当に感謝して頂きましたが、結局何もできなかった。毎回、こういう場に立ち会うと、いつま感じます。


しかし、それでも家族の方たちからは、本当にお世話になりました。と言って頂きます。私は、いつもなんて声をかけていいのか迷います。


家族の方々にとって、大事な家族を失った直後に、私へそういった言葉をかけて頂けること。ほんとつに複雑な気持ちになります。


すると、その後そのホームの責任者の方が来られました。


しかし、彼女は3/10に退職されてました。ギリギリまで、亡くなられた方に生前ずっと寄り添ってたスタッフさん。


まさか、退職後に来るとは思わず。一応連絡しておこうと思って。夜中の2時に連絡しました。


それから10分後には、ホームに来てました。



右手に桜を持って。



約束していたそうです。桜を見にいこーね。って。



そして、亡くなられた方の元に寄っていき、頭をなでながら彼女は言いました。



「〇〇さん。よく頑張ってくれましたね。ありがとう。ありがとう。ありがとう。」



涙を流しながら。


その瞬間、私も涙が溢れてきました。もちろん周りの家族の方たちも私と同じでした。



その姿を見たときに、彼女の亡くなられた方への愛情。生前の関係性。そして彼女と亡くなられた本人さんと家族の方たちとの絆。


実は、彼女は3/10に退職される理由は、看護師になりたいんだそうです。



ずっと今まで、ヘルパーさんとして働いてた彼女。私もすごく信頼してました。


けれど、彼女はヘルパーでできることに限界を感じ、ずっと悩んでいたそうです。


看護師だからできること。

ヘルパーだからできること。

彼女だからできること。


数年後、素晴らしい看護師さんになって又、おじいちゃん。おばあちゃんにとって癒しの存在になってくれることを、切に願っております。


最後になりましたが、2年という短いお付き合いではありましたが、大変お世話になりました。

心よりご冥福をお祈り申し上げます。