今冬1番の寒波だと言われた2/10と11日。
ツナグ工房では初の試み、ツナグ工房ガレージマーケットを開催しました‼️
今回の目的は、障がいのある利用者さん達が作った雑貨類を見てもらうことが目的でした^ ^
しかし、それ以上の貴重な経験を利用者さんたちだけではなく私たち運営側にも非常に大切なモノを得ることができました!
今回はそんなお話を数ヶ月ぶりのブログに載せてお話します^ ^
こんにちわ!中村雄太です。
ターゲットを絞ること。
今回、ガレージマーケットを開催する上でターゲットを絞りました。
そのターゲットとは、同業の方たち。つまり、私たちと同じく障がいのある方たちを支援されている方たち。
その方たちに、実際の私たちの日頃の取組みを見て頂きたい。そして、障がいがあってもここまでできるという所を見て頂きたい。そんな思いを込めてダイレクトメールを開催する2週間前に発送しました・・・。
いや。二日前にでしたね。いつものごとくギリギリにならなできない私の悪い癖がでちゃいました。
そんな中でも二日間で六ヶ所の支援事業所の方が
わざわざガレージマーケットにお越しくださいました。そして、実際にツナグ工房オリジナル雑貨も買ってくださいました^ ^そして、こんな素敵な取組をされているツナグ工房さんで働いて欲しい利用者さんがいるので紹介させてください!とまで言って頂くことができました。ありがとうございました。
私たちができることは無限。
実は、こんなできことがありました。
ガレージマーケット開催1日目の閉店に近づいたとき。ある親子が前を通りかかりました。
お母さんと3歳くらいの女の子。
「ここはどんな会社なんですか?」
と聞かれ、ツナグ工房が障がいのある方たちが一般就労ができるように支援している場所であることや今までの取組、今後の取組をお話ししていました。するとお母さんが「実はうちの娘、自閉症なんです。明日、ワークショップあるんですね。来てもいいですか?」と言われたのでもちろん参加お待ちしてます。とお答えし帰られました。
次の日、早速その親子が来られました。
「障がい者の作業場って、雑なイメージでしたけど、オシャレですねぇ。うちの娘もこんなところで働けたらなあ。私の生きている間はいいんですけど。いなくなったらこの子どうなるんやろ。そればっかりが心配やったんです。」
今、障がい者を支援する事業所はかなり増えてきており、中々利用者が集まらない事。そうなることで各事業所間で競争が始まる。するとどうなるか。サービスの内容を充実させていく。もっと専門的な取組をして差別化を図っていくことでレベルが上がっていくとなどを話させてもらいました。(中には悪質な事業所もあることも)
するとすごく安心されていました。すると
「今日は利用者さんいないんですね。」と聞かれたので、「いえ。ずっと横で教えてくれてたのが利用者さんですよ」とお話しました。
もちろん、障がいにも重度差があるので一緒にはできませんが、すごく喜んでくださいました。
「うちの子の将来もまだまだこれこらやねんなあて、ちょっとだけ明るい未来が見えていい経験をすることができました。ありがとうございました」そういって帰られました。
私たちの仕事って、今関わっている利用者さんだけではなく、障がいのあるお子さんの親御さんたちにもツナグ工房を通して夢を与えれる仕事なんだと確信したのと同時に、責任を担っていることを痛感しました。