千代田区議の動き

 

6月20日の都知事選挙告示を控えて、

小池百合子都知事が立候補宣言をしました。

自民党が、全面的に小池知事を支援することはわかりました。

 

共産党が蓮舫氏を全面的に支援すること、すでに

政策チラシまで発行していることもわかりました。

 

候補者よりも、支援団体が目立つという

特徴的な選挙になりそうです。

 

無責任に、千代田区議会議員等がだれを

応援するのかを仕分けしてみます。

 

まず自民党議員の皆さんです。

自民党多数派は、「寝たふり状態」になるかもしれません。

まさか、表立って蓮舫氏を応援できないでしょう。

 

自民党少数派はどうするのでしょう。

こちらは消極的に、小池陣営に協力する可能性が高いでしょう。

 

公明党は、当然小池陣営に協力することになるでしょうが、

「程度」はわかりません。

 

立憲民主党は、「立憲共産党」の一翼を担うことになりそうです。

当然、共産党は蓮舫陣営の中核を担うでしょう。

 

千代田区に議席はありませんが、「れいわ」が蓮舫陣営に加われば、

「極左立憲共産党」みたいになるかもしれません。

最近は、「極左共産立憲党」に近い言い方をする人までいます。

 

都民ファーストの2議員は、自ずと小池陣営に組み込まれます。

 

維新はどうでしょう。

今のところは、まだ独自候補擁立の可能性を探っているようです。

 

無所属の女性2議員は、蓮舫氏の攻撃性に

期待しているようですから、張り切ることでしょう。

 

国民民主党は、気分次第かもしれません。

無所属議員は、状況次第になりそうです。

 

・・・・・・これは私の勝手な分析です。

 

 

意外にも

 

驚くような噂話があります。

 

現役時代は小池都知事と親密な関係にあり、樋口区長擁立に

貢献した千代田区の有力者である家族が、

「反小池」の動きを強めているとのことです。

 

中には、モノを組み立てることよりも壊すことを

得意としているようで、周囲に恐怖心を与えそうです。

それなりの影響が考えられます。

 

どうしてそのようなことになったのか

・・・・・・本当のところはわかりません。

 

この話、状況によると樋口千代田区長への反発に

結び付くことが考えられます。

 

従来から、「諸先輩に対して、樋口区長は気遣いが足りない」

という指摘はあります。

 

区長は年齢が若く人生経験が少ないという事情がありますので、

その辺はやむを得ないところです。

しかし、先輩たちはそんなことを容易に認めません。

 

樋口区長が将来国政を目指すのであれば、

「彼らの時代は終わった」と排斥するのではなく、

先輩を大事にすべきでかもしれません。

 

また、自民党等との関係を親和的にしておく必要があります。

 

小池都知事には年齢的な限界がありますので、それが

やがて「都民ファースト」(都組織)や

「ファーストの会」(国政のための組織)の動きに連動します。

 

小池知事のいない「都民ファースト」など、考えられません。

そのときが来たら、組織は急速に萎んでしまうことでしょう。

 

他方、自民党は一時的に弱体化しても、簡単には消滅しません。

今は左に大きくぶれていますが、

長期的には揺り戻しがあることでしょう。

 

日本保守党が目立ってくれば、自民党に対しても

影響がでるものと思われます。

 

いまは何とも情けない自民党ですが、

戦後の歴史をつくってきた政党であり、

それを支える社会の仕組みがあります。

 

日本の伝統と文化、自由と民主主義を守る政党という

初心に戻ることで、国民の信頼を取り戻せると思います。

 

ただ岸田内閣の継続や、ろくでもない政治家を

量産している間は、それも無理というものです。