権利と義務

 

2次情報による投稿です。

中には、3次情報に近い情報に基づく記述もあります。

 

衆議院東京15区の補欠選挙で日本保守党の飯山あかり候補や

乙武候補を口汚く怒鳴り、恫喝してきたつばさの党の幹部3人が

警視庁に逮捕されて、その背景にいる人たちが暴かれつつあります。

 

過去のユーチューブ録画を含めたSNS情報によると、

逮捕された幹部と「れいわ」の山本代表は密接な関係にあり、

レンズのHOYA創業者の一族である山中裕氏が

資金の一部を提供しているとのことです。

 

また、元反社で極左とされる田中正道氏や、同じく極左の

斉藤まさし(酒井剛)氏が彼らの後ろ盾になっている、

と伝えられています。

 

この田中正道氏が、共産党、社民党、立憲の幹部と

一緒に納まっている写真を見ました。

斉藤まさし氏が、山本太郎代表と黒川敦彦代表に

「訓示」しているような写真もありました。

これらを見る限り、彼らが左翼グループと

深い親交があることは間違いないようです。

 

どうやら、安倍晋三元首相批判を仕掛けた人たちと

同じ関係者のようです。

 

逮捕されたつばさの党の黒川代表や、根本幹事長の

プライバシーについては、5月23日発売の「文春」に

詳しく書かれているとのことです。

読んだ方から概要を教えてもらいましたが、いやいや相当なものです。

 

東京15区の補選で、なぜ須藤候補を攻撃しなかったのか

という謎がありましたが、彼らがからんでいたことがわかり

「なるほど」と思ったところです。

 

世の中にはつばさの党のやっていることに共感するとか、

質問をしているのだから答えてあげるべきだと主張する人がいます。

また、つばさの党の過激な選挙妨害の経験を踏まえた「法改正」に

抵抗する人がいます。

言論の自由を規制することになるというのが、その理由になっています。

 

選挙であってもなくても、大声であるいは拡声器を使って相手を怒鳴る、

女性に向かって「俺とキスしたいのか」、「欲求不満なのか」

と罵ることを「言論・表現の自由」として黙認すべきなのでしょうか。

 

フェミニストの皆さんが、

この事件に対してどうして沈黙しているのか不思議です。

 

また、警察官の個名を挙げ、「俺を逮捕したら家族皆殺しにしてやる、

実際にそうしなくても同じ思いをさせてやる」と拡声器で騒いだ輩を、

社会は認めるべきことなのでしょうか。

 

それらを認めれば、社会秩序は崩壊することでしょう。

ルールに沿うべき

 

私たちが日本で生活をするためには、社会が決めた

ルールを守ることが必要です。

ルールは法制度としてあるもののほか、国民の精神文化に

基づくものがありますので、世界共通であるとはいえません。

 

言論の自由とルールとの関係は、日本の議会における

議員の発言と似ているところがあります。

 

議会では何を発言しても良いとされていても、

会議ルールに沿った発言でなくてはなりません。

ここでは、個人の思想信条よりも社会(議会)でのルールが優先します。

 

議会は原則として、多数決で物事が決済されます。

そうしないと議会自体が成り立ちません。

 

会議中に、議員がかってに発言することは認められません。

議長や委員長の許可があって、初めて公式に発言できます。

 

それ以外は、誰かが騒いでも「不規則発言」とされて

会議録に掲載されませんし、会議の進行の妨げになると

議長(委員長)が判断した場合には、排除されても仕方がありません。

 

誰かが女性議員に向かって「欲求不満なかのか」・

「ばばあ」と叫べば、懲罰の対象になるだけでなく、

刑罰を受けることにもなります。

 

仮に議会でそれが許されるとしたら、

制度の不備であり改正しなくてはなりません。

 

議員経験者であれば、このことを誰でも承知しているはずです。

それを社会に当てはめれば、言論の自由や表現の自由にも

一定の規制が存在することは容易に理解できるのですが・・・・・・

 

つばさの党の「加害者」の一人に、

朝霞市議会議員がいたと報道されています。

乙武候補に「五股不倫」を叫んでいた黒川代表と、

内縁関係にある女性のようです。

 

なんと、両人はW不倫であったというのですから、すごい話です。

男女の関係は、外部から簡単に批評できるものではありませんが、

同じことをやっていて、他人を罵倒するが自分たちは別物、

という身勝手さはどうのなのでしょう。

 

議員経験者なのに、そういうことをやるのは

知的レベルに問題があるのでしょうか。

 

そうそう、千代田区議会議員経験者が、区議会の

「本会議で声(ヤジ)があったのに会議録にないので、

改ざんしたのではないか」、「事実解明をせよ」という趣旨の

陳情書を提出したことがあります。

 

陳情を出した元議員は、議会ルールも知らないで

長期間報酬を得ていたのかと呆れます。

 

もっとすごいのは、千代田区議会がこの陳情の

採択・不採択をはかったことです。

 

陳情書は不規則発言を記録しないのは「会議録改ざんだ」という、

まったくお粗末なものですから、門残払いしなければなりません。

 

それを正面から取り上げようとする議員がいること自体が、

議会の質が低下しているといえます。

 

ほかにも本会議で「動議」を出し、その「動議」を議会として

取り上げるか否かの採決をしたことがありました。

結果は否決でした。

 

ところが、この議長の采配に対して

「趣旨説明をさせてくれなかった」と、いかにも議長が

間違っていたような意見を主張する議員たちがいました。

 

動議の内容は「まとも」なものでしたが、

議長は賛同者が少数なので議論の対象にしませんでした。

これは、議会ルールの基づいた正当な取り扱いです。

 

「趣旨説明をさせてくれない」という不満は、議会の法制度を

知らない人たちの共感を得るかもしれませんが、議会ルール逸脱です。

これも、議会を貶めていることになりそうです。

 

議会ルールを勉強せず、自分たちの無知を棚にあげて

他の議員を攻撃する議員というのは、まもともなのでしょうか。

 

法律を知らない人を、弁護士にしているようなものではないでしょうか。