増えている

 

5月11日の、産経新聞に在日中国人のことが記事になっていました。

1983年に日本政府が「留学生10万人計画」を打ち出したことで、

中国で海外熱が高まったとのことです。

 

就学生や留学生に週20時間(今は28時間)までの

アルバイトが認められたため、日本学校ブームが訪れ、

1989年にボートピープル(不法難民船)2800人を調べたところ、

全員が中国人であったという事件だったほどでした。

 

90年代から不法入国した中国人らによる犯罪が多発しましたが、

石原慎太郎都知事による「歌舞伎町浄化作戦」によって、

22万人いた不法移民が5年間で11万人に減ったことが紹介されています。

 

クルド人云々で有名になった埼玉県川口市の芝園団地は中国人が多く、

富裕層はタワーマンションで暮らし、子供は

インターナショナルスクールに通わせているそうです。

 

日本の永住者は毎年約18,000人のペースで増加し、

昨年末段階で永住者が33万人となり、在日中国人は

そのうちの4割を占めているとのことです。

記事では、「移民化」が進んでいると説明していました。

(以上、産経新聞記事を参考に記述)

 

最近の中国には、「潤(RUN)」という言葉があるようです。

発音は「りゅん」で意味はないそうですが、

英語のRUN(逃げる)という意味合いがいあるという説明を聞きました。

(文春オンライン:中国・ASEAN専門ジャーナリスト舛友雄大氏の記事から)

 

つまり、中国から(富裕層)が逃げるということです。

中国不動産王である王健林氏の子息が、日本で移住の

手続きをしているところを写真で撮られたり、

アリババの創業者が日本で長期滞在したりと、

在日中国人が2極化しているのかもしれません。

 

「文春オンライン」では、「資産100億円持ちこみ日本に逃げる怪」

と表現されています。

 

RUNをする中国人は40~50歳代が多いそうです。

どうやって蓄財したのかは、まったくわかりません。

 

円が相対的に安くなっているため、彼らにとって1億円もする

タワーマンションはお手軽の金額であり、投資の対象にもなるようです。

(舛友雄大氏のユーチューブでの発言から)

 

最近の在日中国人は、自前でマンション等を建築しているそうですが、

詳細はわかりませんでした。

 

 

在日中国人の感想

 

日本に13年暮らしている中国人女性の話では、

中国と日本の距離が近いので移民しやすいとのことです。

 

有事のときに日本に家族がいれば、避難しやすいのかもしれません。

 

また、日本語を知らなくても、まち中に漢字が溢れているので

生活ができるというのが大きな理由としてありそうです。

言葉の壁には大きいものがありますので、

移住者にとってこれは助かります。

 

永住権のことが大きいといいます。

昔は10年日本で暮らさなければ永住権を取得できませんでしたが、

今は最短1年で所得できることも魅力になっていると説明しています。

 

それに加えて、日本の子供たちの競争が

激しくないことがあげられていました。

日本の子供は勉強々々で気の毒だと同情していますが、

中国と比べると厳しくないとのことです。

 

違う男性は、「自由が欲しかった」と述べています。

これは本音としてあると思いますが、

下手に口にすると身が危なくなります。

 

日本人になった評論家の石平氏は、そちらかもしれません。

 

一般的に、日本人は外国人を差別しませんし、

親切ですから暮らしやすいのではないかと思います。

〇〇人が好きとか嫌いとかはあるでしょう、好き嫌いと差別は別です。

 

余談です。

 

むかし私は、中国就学生・留学生たちに親切にしたため、

危ない世界に引き込まれそうになったことがあります。

私の無知が問題だったのですが、よかろうと思って彼らの求めに

応じたことで、ひどい状況に置かれました。

 

ひとには親切にすべきだという親の教えのせいか、

私にも警戒心が弱いところがあります。

その経験から、中国人に対して警戒心が働くようになりました。

 

先日、先輩から「中国へ行かないか」と誘っていただきました。

私は中国から帰ってこられない恐れがありますので、

残念ですがお断りしました。

 

中国公安が身柄を確保するほどの私は大物ではありませんが、

色々な民間人がスパイ容疑で逮捕されたり、在日中国人大学教授が

帰国の際に身柄確保されたりしていますので、警戒してしまいます。

 

私自身は中国を警戒すべきだと認識していますが、

敵国だと思っているわけではありません。

 

どの国も同じようなものですが、親日か反日かの違いは意識します。