あかり現象

 

衆議院東京15区補欠選挙における主要候補者の演説を、

ユーチューブで何回も聴きました。

飯山あかり候補の演説を聴く回数が、一番多かったと思います。

 

他の政党が頼りないためかもしれませんが、

彼女こそ「選挙」そのものの主役だと認識するようになりました。

選挙制度の矛盾を見えるようにしてくれたし、無名の候補でも

戦うことが可能であることを示してくれました。

 

彼女たちは、私たち日本国民に必要な事柄を、

率直にわかりやすく訴えます。

 

その点で、日本保守党公認候補の飯山あかりさんは、

他の候補とはまったく違います。

政党としては未熟であっても、LGBT理解増進法を

「強行採決」したためにできた政党だけあって、

主張がハッキリしているのです。

 

他の主要候補者の場合は抽象的な話ばかりで、

「候補者としての政策」がありませんでした。

 

百田代表の演説は内容が良いのですが「おちゃらけ」が多く、

何を言い出すのかとヒヤヒヤします。

でも、それが受けているようです。

いわゆる「人寄せパンダ」として、重要な存在です。

彼のキャラクターが、場を和ませることは確かでしょう。

 

百田尚樹代表の危うさをカバーしているのが、有本香さんです。

訴える内容に説得力があるのです。

 

候補者の飯山あかりさんは、短期間に存在感を示しました。

これほどの期間で演説の名手になった人を、ほかに私は知りません。

 

この3人が揃ったら、他の応援弁士はいりません。

支援者の知的な著名が自らのぼり旗を持ち、

スピーカーを担ぐところも他の陣営とは違います

日本人の心を刺激しないわけがありません。

 

大手メディアは懸命に飯山あかりさんを冷遇していますし、

様々な妨害をうけていますが国民は正直です。

彼らが行く先々には、たくさんの支持者で溢れています。

 

正直なところ以前の私は、この3人が好きではありませんでした。

いまは、強い期待感を持っています。

 

 

選挙妨害

 

20日の土曜日に、日本保守党の街頭演説を聴くために

豊洲まで行きました。

すると、『つばさの党』が飯山あかり候補者カーにはりついて

「飯山のばばあ」「イスラエルの犬」などといった

罵詈雑言を大音量で放ち、飯山あかり陣営の

街頭宣伝を妨害をしていました。

 

何百人もの聴衆が集まっている中での妨害です。

 

今回は事前に街頭演説の場所と時間を告知したので、

『つばさの党』候補は、その場所で待機していたようです。

話しても埒があかなかったのでしょう、飯山陣営は

他の場所に移動しました。

 

すると、わざわざついていって妨害をしました。

私が妨害現場にいたのは、最初に移動したあとです。

 

再び場所の移動です。聴衆も移動しました。

すると、『つばさの党』がまた後をついてきて

口汚く罵るのです。

 

飯山あかり陣営は、そうした中で街頭演説をしました。

『つばさの党』の候補者の声が、とてもうるさいので

飯山あかり陣営の話が聞き取りづらいという状況です。

 

しかしこの妨害、かえって支持者を燃えさせてしまった

という、逆の効果を生んでしまったのではないでしょうか。

 

演説を待つ聴衆 飯山候補の車の後ろには妨害の車が

 

飯山あかり候補への嫌がらせは、20日昼・夜と続いたようです。

あれでは街頭演説もできません。

21日も飯山事務所前で大暴れしたようです。

 

ユーチューブ録画を撮影しながら妨害しているようです。

再生回数を増やして稼ぐためなのか、何か特殊な背景が

あるのかはわかりません。

 

選挙という民主主義の根幹である制度において、

候補者の訴えを妨害することを放置していることに疑問を感じます。

 

そんな中で日本維新の会政調会長のおときた駿氏と

妨害活動をしている『つばさの党』の黒川代表が4月20日に

握手をしている画像が流れました。

この握手画像も利用されるのでしょう。

 

余談です。

昨日、愛知県碧南市で日本保守党公認の市議会議員

第一号が当選しました。

入党した地方議員は何人かいるようですが、

党員が選挙での当選したのは初とのことです。

 

ポリコレとLBGT

 

「2017年2月、ファッション雑誌ヴォーグが、白人女性の

モデル、カーリー・クロスさんが日本の着物を着た写真を誌面に出しました。」

 

「これに対し、ヴォーグ誌には、強い抗議が寄せられました。なぜか。

ポリティカル・コレクトレスでは、

白人が日本人の着物を着ることは不適切だからです。」

 

2015年のボストン美術館のことです。

画家のクロード・モネは、彼の妻が日本の着物を着ている作品

「ラ・ジャポネーゼ」を掻きましたが、美術館では参加者が絵と

同じ模様の着物を着て、絵の前に立って写真を撮るという企画をしました。

 

3人がこれにデモで抗議をしました。

人種差別的な文化の盗用であるから、展示をやめろというのです。

ボストン美術館は展示を中止し、館長は強制的にクビになりました。

(ここまで『内戦で崩壊するアメリカ』

マックス・フォンシュラ―著:ハート出版 から引用)

 

皆さんは、これらの出来事をどう思われますでしょうか。

 

「ポリコレ」とは、ポリティカル・コレクトネスといい、

社会の特定メンバーに不快感を与えない政策(ウィキペディア)とされています。

 

私の捉えるポリコレのイメージは、過激な「セクハラ」と同じで、

こちらの意志と関係なく、相手がこちらの言動を不快に感じたら

罪にされるものです。

 

社会が維持発展、定着させてきたものを理屈抜きで破壊する

人たちの、勝手な「文化」のように思えます。

 

その勝手な主張に対して、彼らにとって好ましい反応があると、

「正義」を振り回してさらに先鋭化させていく特徴が、

LGBT主張とも酷似しています。

 

フランスのモノマネをして、「父・母」の呼称を禁止して

「親1・親2」と呼ばせる立憲民主党の案はその一つでしょう。

フランスのそれは、書類上のものだといわれていますが、

背景に同性婚があります。

 

LGBTが進む先には、こうしたことに象徴させる家族の破壊、

国の破壊があります。

 

東京15区補欠選挙では、そうしたことを容認するかどうかの

選択を強いられことになるといえます。