自民党青年部文化か

 

自民党の青年部の過激なパーティや、SMクラブでの

乱痴気騒ぎがネット上での話題として続いています。

 

和歌山でのパーティの主宰者は、

「多様性」対応のためだと説明しているようです。

 

自民党青年部パーティは、公党のものですから私的なものではありません。

 

では、私的なものであれば何をやっても構わないのかというと、

そうはいかないのが議員という「公人の立場」でしょう。

 

自民党埼玉県青年部は会合のあと、複数の県会議員が蕨駅近くの

SMクラブで遊んでいた話が、ここにきて追加話題になりました。

 

アイドルグループAKBの衣装を着た「埼玉県議会のドン」が、

下着一枚の議員を縛り、鞭を打つという

普通の遊びではないことをやっていました。

 

特殊な趣味に高じていたのは埼玉県会議員の「ドン」を中心とした、

自民党青年部の議員たちです。

この遊びは私的なものです。

 

私的なことで問題がないのであれば、

これほど話題にはならないことでしょう。

残念ながら、議員の場合は私的なことなら何をやっても良い、

ということにはならないのです。

 

住民代表の議員に、変態プレーなどと呼ばれるこの手の

趣味があることを有権者は知りません。

趣味は政治家のプロフィールとして掲載されるほど、

有権者に関心を持たれるものです。

 

店の常連だという「県議会のドン」のこの乱交話を知っていたら、

有権者は彼に投票しないでしょう。

 

間接的に、公金が使われていることも考えられます。

周囲から疑念を持たれた場合には、

きちんと説明しなければならなくなります。

 

やっていることが県民の感覚と大きくずれていれば、

支持を失うことがあります。

 

庶民は和歌山や埼玉の自民党青年部のような、過激な遊びはしません。

ごく一部に家庭内暴力はあったとしても、

SM趣向の人はほとんどいないのではないでしょうか。

まるで、映画の世界の出来事みたいです。

 

「青年部は多少羽目を外しても豪快にやらなければだめだ」と、

「埼玉県議会のドン」が言ったとかで、

それが和歌山県青年部に波及したという話があります。

 

豪快の意味をはき違えているのか、趣味を正当化するために

そう言っているのかはわかりません。

 

この「ドン」は、稲田朋美議員の埼玉県後援会長だとのことです。

稲田議員は、例のLBGT法の成立に奔走した人です。

 

LGBTとSM、多様性と下着姿の女性とのダンスパーティ、

これらの関連をどう考えれば良いのでしょうか。

性的なことに関して、何でも許される社会を

目指している人たちがいる、ということのように思えます。

 

LGBT問題の行きつく先が、見えてきたような気がします。

 

留守禁止条例

 

すでにご存じかと思いますが、一時話題になって撤回された

通称「お留守番禁止条例」の成立を仕掛けたのが、

この「埼玉県議会のドン」です。

 

これは、小学校3年生以下の子どもに留守番をさせて、

近所に買い物に行ったら虐待であるとする条例案でした。

 

いかにも、こどものことを考えているように見えますが、

変態プレーを楽しむような政治家が、

真面目に子どもを心配するとは思えません。

 

どうやら、財界が望む「メイドを雇う環境づくり」を目的にした、

新しいビジネスのためのものだったようです。(評論家の分析)

核家族化している現在、子どもを一人にしておけないとなれば、

短時間でもメイドを雇用するしかなくなります。

 

人材派遣業としては、新しいビジネスが開拓できます。

しかも、人で不足ということで、外国人を雇用できます。

外国人による訪問看護の、こども版です。

 

世の中には小児愛者がいます。

そういう人がメイドになったら・・・・・・メイドの歴史がほとんどありません。

経験も研究も未熟という我が国では、

人物チェックができないために事件が起こる恐れがあります。

 

結局、利権のために新条例だったのではないかと思われます。

片方の手で「色」が、もう片方の手で「カネ」を掴もうとする、

気持の悪い政治家が考えたものということです。

 

女性大好きな私でも関心を持つ範囲は過激ではありませんし、

TPOは心得ています。

SMの世界などは、嫌悪感こそあれ興味を持ちません。

 

政治家にはサイコパスが多いといわれていますので、

本当は変態であることを隠している人が、身近にいるかもしれません。

 

余談です。

「お留守番禁止条例」に反対していた自民党の議員が、

「埼玉県議会のドン」によって、会派を追い出されたそうです。

 

千代田区議会の自民党の場合は、

都合が悪いということで会派を分裂させました。

会派内に都合が悪い人がいると困るのは、

埼玉県議会自民党と千代田区議会自民党とが、

不思議と共通しているようです。