環境が変わり

 

日本では、学校や家庭で「正直になりなさい。嘘はだめです」

と教えているのに、社会では嘘が蔓延っています。

 

特に政治家の嘘は日常茶飯時のようで、だれかが

「息を吸うように嘘を言う」と表現していた通りかもしれません。

 

しかし政治家の場合は、単純に嘘はいけないと言えないところがあります。

聞かれて、国家や個人の秘密をペラペラ喋られたらたまりません。

 

大人の世界では、口が堅いことや秘密を守ることを「嘘つき」とはしません。

因みに、私は何でも喋る「正直者」ではありません。

 

ハニトラにあって、秘密を漏えいする人たちも「正直者」ではありません。

ハニトラにあっていることを隠さざるを得ないのに、

キレイごとをいう人は「嘘つき」です。

 

学校の先生や親の言いつけを正しいものと信じていた子どもが

社会に出て、教育と実社会とのギャップにショックを受けます。

嘘が「正義」であることが、多いからです。

 

実際、感じたことを正直に言ってばかりいると、社会から疎外されます。

 

日本人だけのグループに限れば、「正直者」は

愛されることがあるかもしれません。

しかし正直が美徳であるのは、日本などの

ごく一部の国だけではないでしょうか。

正直者はひどい目にあわせられるのが、社会の常です。

 

「嘘は方便」とか「言葉は相手を支配する(騙す)武器である」

というような教えをする国があります。

この教育を受けた国民は交渉上手になり、

日本人は太刀打ちできません。

隣国の外交を見ていると、国柄の違いがよくわかります。

 

ユダヤの人などは、子どもが親に飛びつくことを繰り返させたあと、

突然親が体を交わして子どもに痛い思いをさせるといいます。

親であっても、そういうことがあることを身体に叩きこむのです。

 

正直な国民は管理しやすいし治安上の心配もありませんが、

教育や習慣の違う人たちと入り混じるとそうはいきません。

一方的に被害を受ける恐れがあります。

 

国際社会との付き合いが多くなる世の中になりました。

今まで通りのことをやっていると、予想外の被害を受けることになります。

 

正直は大事だが、相手によることを教える時代になったのではないでしょうか。

別の言い方をすると、人を見る目を身につけることです。

世間には小さな嘘と大きな嘘があり、大きな嘘の

被害にあわないように注意させることが大事になります。

 

嘘をつくのは役所も同じです。

二酸化炭素を減らす意味がないのに、税金を投入して

特定の人たちの懐を潤しています。

地球のためとか環境のためという、嘘を言っているのです。

 

おかげで私たちが使う電気代が、月額1000円近くの負担増になります。

「再エネ賦課金」の増額によるものです。

 

EVや太陽光パネルも同様です。

二酸化炭素排出の嘘がばれるのは100年後ですから、誰も責任を取りません。

EVや太陽光パネルの被害は、20年後くらいあとに一般化すると思われます。

 

エネルギー政策は、国力を左右します。

「30年間、私たちの給料が上がっていない」と言われます。

 

「地球が温暖化している」と言われ始め、それを真剣に

受け止めたころから、日本人の給料が上がっていないのではないでしょうか。

 

役所は科学の知識がないだけで、悪気はないのかもしれません。

しかし、結果的に私たちを騙していることになります。

 

千代田区役所の場合は住宅をつくると言って企業から金を集め、

一つの住居すらつくらないのに、まだ金を集めている

というわかりやすい「噓」があります。

 

「二酸化炭素排出制御事業」も税金の無駄遣いになり、

自然界破壊の役割を果たします。

 

嘘ばかり言っている社会のリーダーに、「エープリルフール」の

「虚言癖賞」でもあげたくなります。

 

 

千代田のRINO

 

アメリカ共和党にRINO(Republican In Only-名ばかりの共和党員)

という人たちがいます。

保守の共和党員でありながら、実際には

民主党寄りの政治行動をする人たちです。

 

そのため「共和党内のスパイ工作員」、と呼ばれることがあるようです。

 

穏健派のような顔をしながら、対外的(外交)には好戦的で

左派的傾向が強いとされています。

共和党なのに、LGBTや同性婚擁護派です。

 

本人たちはRINOであることをあえて表明しませんので、

共和党を混乱させたい人にとっては便利な存在です。

 

極端な話、RINOは嘘をついて政治活動をしています。

いわゆる「嘘つき」です。

 

RINOを日本で言えば、自民党の中に左翼議員が

潜んでいるようなものです。

・・・・・・いまは自民党本体が左翼的になってしまいましたので、

この表現は正しくないかもしれませんが、イメージとしてはそういうことです。

 

私は千代田区の議員を見てきました。

自民党内にRINOがいたとしても驚きません。

自民党議員なのに、やっていることが左翼

そのもののように見える人が多いからです。

 

自民党のことを心配しながら、内部から破壊活動をやるというのは、

反保守勢力からすれば願ってもない存在になります。

彼らは、日本版RINOを大事にしています。

 

左翼と政治活動を共にしますが、

工作員としての役割がばれては困ります。

会議録に、「反自民党」として証拠になるようなことはしません。

 

周囲の皆が知っているのに、弁明できるようにしておく賢さがあります。

 

では、彼らは左翼政党から派遣されているのかというと、

そういうわけでもなさそうです。

彼らの背後に何がいるのか、よくわかりません。

 

単に区長になりたいとか都議会議員になりたいということで、

左翼を利用して自民党を錯乱させているだけかもしれません。

そうであるならば、深刻な話にはなりません。

単なる権力闘争に過ぎないからです。

 

彼らの大半は、昨年の区議会議員選挙で樋口区長の

応援をもらっていました。「樋口区長と一緒にやります!」

と有権者に話していたのです。

 

選挙後は、反千代田区政と思えるようなことをしています。

これを、「嘘つき」とは呼ばないものなのでしょうか。