ニューヨーク崩壊か

 

アメリカ民主党が支配しているニューヨーク州が、

「犯罪都市」として崩壊の危機に晒されていると言われています。

 

ニューヨークが「犯罪都市」になっているというのは、

きのう今日の話ではありません。

最近は、内容のひどさが加速しているということです。

 

輸送トラック運転手が危ないニューヨークに行きたがらず、

物流が滞っていて深刻のようです。

アメリカは日本と違って陸上郵送中心の国ですから、

トラックが動かないと日常生活が麻痺してしまいます。

 

トラックがニューヨークに行かないのであれば、地方政府が

刑事罰を与えるという話も出ているようです。

不法難民を際限なく受け入れた政治のツケを、

トラック業界に回そうとしているのでしょう。

 

トラック運転手に罰を与えるという、法的根拠がわかりません。

 

国民や企業は正直に反応します。

すでに160の企業がニューヨークを脱出し、人口も激減しているそうです。

 

公衆トイレがないニューヨークですから、

人糞があちらこちらにあって異臭を放つ。

高級車を運転していると追従され、自宅等のガレージで襲われる。

物資を搭載したトラックが集団で襲われて、品物が持ち去られる。

性的被害者も増えている。

 

これでは脱出するのが当然です。

 

昔、ニューヨークは若者の憧れの地でした。

ブランド性も高く、企業はここに本拠地を置きたがりました。

 

ニューヨークはアメリカンドリームの象徴的なまちでした。

その時代が去り、犯罪都市の拠点になれば人口の

ドーナツ現象が生じてくることでしょう。

 

均等に与えられる機会を生かし、勤勉と努力によって

勝ち取ることができるものーWikipediaから

 

30年ほど前に私がニューヨーク市を訪問したとき、

市当局は富裕層が市外脱出をして困っていました。

ダウンタウンなどでは、レストランのレジが

防弾ガラスで囲まれていたことを覚えています。

 

それがようやく落ち着いて街が繁栄したのに、政治がそれを壊したのです。

 

千代田区だって

 

「アメリカ崩壊」といわれる背景のひとつに、

法治国家でなくなってきていることがあります。

わかりやすいのは「トランプ裁判」です。

 

裁判官が勝手にトランプ元大統領に巨額な賠償金を支払うよう命じ、

大統領選挙に出馬できないようにするという、

司法の政治化というか武器化が問題です。

不法移民に多額のドルを提供しているのも、違法行為と思われます。

 

合法的に入国した人たちと違って、不法移民は街を破壊する恐れがあります。

移民当事者に取材した人は、「真面目なのは2割で、

8割が犯罪予備軍ではないか」と語っていました。

 

順法精神がないと、ブランド性の高い地域であったとしても、

短期間でその価値を失うことをニューヨークの現実が示しています。

 

先日、埼玉県議会議員が書類送検されて議員辞職しました。

辻浩司容疑者です。

 

報道によると、彼は埼玉県内の公園で水着ショーがある

ということに対して、「女性を搾取する」といった主張をして

ショーの中止に一役買った、「左側の議員」です。

(水着ショーの評価には触れません)

 

ところが、彼は他方で自分の知人女性の裸を、

インターネット上に公開していたのです。

わいせつ罪関連の容疑での、書類送検でした。

犯罪を起こす人が、キレイごとを並べる・・・・・・

 

千代田区政で問題になっているのが、議員と職員の「犯罪容疑」です。

他の容疑で書類送検されている議員が加わった場で、

「再犯防止の方策」を検討しています。

 

職員の間には、「このやり方に『社会性』と『正義』があるのか」という、

疑問が起こっていると仄聞します。

 

この委員会、やりかたによっては暴力事件を起こして

書類送検された議員、モノ配りをして公選法違反の疑いのある

議員たちの疑惑を、議会全体で曖昧にする役割をもつことになりそうです。

 

行政にも問題があります。

行政は、住宅を建てる資金にするからと企業にカネを出させ、

あとで使途を勝手に変えるという不誠実さです。

「議会も議会だが、行政も行政だ」と言われても仕方ありません。

 

お互いに不当・違法性をものともしない体質作りに、

寄与しているように思えてなりません。

 

「メディアで取り上げられて話題にならなければ、

何をやってもいい」という「文化」が育っています。

倫理観が弱い私から見ても、そう思う状況になっています。