どうも、皆様お久しぶりです中村倫也です。



すっかり日が短くなり、木枯らしに肩をすぼめる季節になりした。



もうすぐ12月ですね。









たたき網漁の時期ですね。







VBBが終わって20日が経過しました。



いまでも3日に1度は、あのカンパニーの夢を見ています。



今朝は徳永ゆうきがバカでかいガンダムを地中に隠していて、それを俺と斗真くんが掘り当て「なんだよこれ」と問い詰めたところ、彼が必死に「いや違うんですよ、違うんですよ…」と言い訳の言葉を探しているという謎の夢を見ました。



思えば6月20日から10月31日まで延べ132日間。非常に密度の濃い時間を過ごしました。



不良軍団のリーダーでカッコつけたり、ホストであの手この手でシャンパンを入れさせたり、アイドルになったり乙女心に胸を痛めたり、隠れキャラとしてテレビクルーの音声さんをやったりモサモサなアフロで踊ったりほんと色々やりました。



ひとつの作品での〝振り幅〟という意味では、最長記録ではないでしょうか。こんなに楽しい役を書いてくれた宮藤さんの頭の中を覗き込んで、脳みそに「ありがとー!」と叫びたい気持ちです。右脳と左脳に。



全60公演。驚くほどあっという間で、しかも毎回とても楽しく、そして終わった後暫く立ち上がるのも嫌になるくらい疲れた演劇は生まれて初めてでした。現時点で振り返っても「あそこ、こうすれば良かったかなあ」と反省は尽きないですが、間違いなく、あの時点で出せる力は全て出せたかなと思っています。



また楽しい出会い、再会もたくさんありました。



紘毅とは6年前「ヤンキーくんとメガネちゃん」で同じクラスメイト役として共演していたのですが、今回舞台で、しかもこんなに規模のでかい作品で再会できたことがとても感慨深く、お互い若い頃とは違う少し深い話なんかもしたりして、歳を重ねるっていいもんだな、と思いました。



栄子ちゃんとは「バンデラスと憂鬱なコーヒー」以来の再会。2年前に大阪のバーで飲んだ時「おれ栄ちゃんとまた一緒にやりたいよ。」と熱く語ったのを思い出しました。その直後に今回のオファーが届き「うぇ〜い」とメールすることになるのですが、大好きな姉さんとはまた何度でもご一緒したいです。



斗真くんは本当に優しくてね。しかも背中で語るんですよ。今回の作品が成立したのは真ん中にこの人のぶっとい柱が立ってるから。公私ともに学べる点が多いし、しかも飲みにいきゃあアホ話で盛り上がれるし。初めて実の兄貴以外で「兄ちゃん」と呼べる人に出会いました。でもこんなに仲良くなるとは思わなかったな。笑



神ちゃんと徳ちゃんもほんと可愛くってねえ。俺あんまり年下の俳優と接するの得意な方じゃないんだけど、もうほんとに可愛くて。弟のように、いやむしろペットのように?感じてました。二人とも華と芸があるので。頼もしくて刺激もくれる弟たちでした。おめーら末恐ろしいよ!



もう、書き出せばほんと長くなりますが最後に劇団☆新感線。ね。



『な?演劇って楽しいやろ?』と毎日言われているような感覚。そして腕を広げて、飛び込む場所を作って待ってくれてる感覚。この劇団の持つエネルギーと受け皿の大きさを感じつつ、その中で暴れまわってやろうともがいた132日間でした。



じゅんさんも聖子さんも粟根さんもメっさんもばばばばばばばもうみんな!大好きさ〜!



劇団☆新感線に出演することは、養成所時代からの夢でした。夢が目標に変わり、目標が現実に変わり、そして過去になってしまいましたが、なかなか経験できない、密度の濃い大きな財産を得た気持ちです。次の夢、次の目標に向かって歩き出しつつ、また新感線に出て悪ふざけできるように、これからも精進してまいりたいと思います。





早速現在いくつかの作品を撮影しておりましてね。中にはみんなが驚くような情報ももうすぐ公開になります。楽しみにしててNE。





じゃ恒例の。




シーユー、竹井。



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