あっという間の大晦日。



や~年の瀬。誰がどう考えても年の瀬。まだ体感6月ぐらいだよ。困っちゃうね、もう。



はい、というわけで2015年ももう終わり。新たな年の幕開けまでカウントダウンの第9状態な訳ですが皆さんいかがお過ごし?



俺はほったらかした夏休みの宿題の如く、急ピッチで大掃除と年末年始の食品買い込みに走ってますが、そんな合間にね、1年の締めくくりなんぞを認めようと思ってね、スマホをぐりぐりいじっております。



まー今年も色々ありましたが、まずはこれから。



残酷歌劇ライチ光クラブ



つい4日前に千秋楽を迎えたこの舞台、沢山の方が観に来てくれて、差し入れや手紙もいっぱい貰って、もうほんとありがとうございました。



改めてライチという作品と向き合って、思いましたよ、ほんとに難易度の高い演目だなコレ、ってね。



もはや2.5次元とか漫画原作なんてハナから念頭になく、この高濃度高純度高エネルギーな芝居をどう作り上げるかって事だけ考えてました。



河原さん×MIKEYさん×中村さん×頼もしいキャスト&スタッフの皆さんで誠心誠意創ったら、あんな感じになりました。



多くの方に満足してもらえた事はもちろん嬉しかったけど、それより今できる限りの事を楽しい仲間達と同じ方向を向いて、支え合い笑い合いながらやり切れたことがとても嬉しかった。



これだからやめられないよね、モノづくりは。



個人的にはゼラという役を演じた、より、常川という滑稽で可哀想で、頑張り屋さんな少年を演じたって感じ。うまく言えないけど。



まあゼラについてはそんなに語る気もないけど。兎に角、業を背負った、人間味のあるキャラクターは大好きです。この作品に出会えて感謝です。



そのうちDVDも出るみたいなんで、是非手に取ってみてください。東京公演だけで申し訳ないね。



じゃ、ひとまず、シーユー、ゼラ。



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そして改めて2015年を振り返ると、今までもらったことのない、とても光栄な賞を頂いたことから始まりました。



読売演劇大賞 優秀男優賞



未だにあの賞は、HISTORY BOYSの仲間達の代表として受け取った感覚。これからもそういう気持ちを忘れずに歳をとっていきたいね。



そして沢山の映像作品にも出させて頂きました。



中にはまだ情報解禁になってないものもいくつかありますが、そのどれもが嬉しい出会いで、ほんとに毎日刺激的で充実した日々だったなあと思います。



個人的に嬉しかったのは、「R&D」で飯塚さんや孝之くんの楽しい遊びに混ぜてもらえたこと。そして「ちゃんぽん食べたか」や「植物男子ベランダー」、「女子の事件は~」など、個性的というかもはや謎の人物、自由度の高い笑えるキャラクターをオファーしてもらえたこと。こういう役を期待してもらえるようになったことが、11年役者やってきて成長したことなのかな?と感じた部分でした。



そして「下町ロケット」



ドラマ半沢直樹を観て、「このチームのドラマに出たい」とマネージャーに熱く語ったのが2013年の秋の出来事。念願叶い、しかももともと大好きだった「下町ロケット」の実写に出させてもらえるとは。役作りなんか必要ありません、とっくに浅木のイメージできてます、という感じでした。



とても良い役を頂けて、しかも嬉しいことに高視聴率で、色んな人から「見たよ!」と言われて、やっぱテレビってすげえな!と思いました。



テレビは面白くなくっちゃ。ほんっとに思ってます。この思いは、現在撮影中、来年1月からスタートのドラマ、「お義父さんと呼ばせて」でも叶いそうです。ムフフ…。



やー幸せだよ、振り返っただけでも幸せになれるよ。なんて良い1年だ。



もうすぐ年もあけるけど、来年も良い出会いと良いチャレンジと、良い経験を血肉とし、無駄なものをドンドン削ぎ落としていきたいね。



そして人として誠意を忘れず、誇りを持って生きていきたい。



星ガ丘ワンダーランドもいよいよ公開になるし、きばっていきますよ~。(モントリオール映画祭にいったことは9月のブログに詳しく書いてあるのでそちらを。)



まだまだ書き足りないけど、キリがなくなるんでこの辺で。続きはトークライブでってことにしときましょうか。



最後になりましたが、皆さん今年もお付き合い頂き、ありがとうございました。



来年もまた、僕にとっても皆さんにとっても刺激的な1年になりそうですよ。ぐふふ。一緒にワクワクしながら歳とっていきましょう。



じゃそんなこんなで、シーユー2015。