というわけで、パリブログもこれで最後。後半はずっと撮影だったからね、ちょっとあっさりしてるけど。最終日まで一気に。






7/11 晴れ。





9時起床、朝めし、12時出発。





今日のロケはこんなとこ。













手入れ行き届いてるなあ~。





カップヌードルの差し入れ!!













どこに行っても変わらない味で落ち着くね。フランス人スタッフにも食べさせたよ。





22時終わり、風呂入って24時就寝。







7/12 晴れ。





6時起床、朝めし、8時出発。





今日でパリロケ最終日。名残惜しいもんだねえ。こっちで出会ったフランス人スタッフとも仲良くなったのに、もう終わっちゃうなんて…。まあ同じ仕事してれば、いつかまた仕事出来るかもね、なんて、話してたよ。





撮影終了後、みんなでシャンパン!!









はしゃぎすぎて写真1枚も撮ってねえっ!!







…どんまい。また会えるさ…。





22時ホテル帰宅。キャストで小打ち上げ。あと日本帰ってから1日ロケがある。みんな、またその時に。







7/13 雨のち晴れ。





10時起床。





ゆっくり荷造りしながら、部屋の写真撮っといた。こんなとこに3週間いたよ。





















腹減ったから昼飯。でも日曜日だからどこもやってない!!パリは観光地付近以外、基本的に飲食店は日曜日休み。日本食も韓国料理も覗いたけどやってない。仕方ないので近くのスーパーでカップ麺を買い物。













単身赴任みたい。













パリのラスト飯が辛ラーメン。うん、美味い。とっても美味いよ。でもなんで寂しい気持ちになるんだろう…。教えて、辛。





その後、夕方まで台本読んだり昼寝したり、だらだるァ過ごす。そして18時ホテル出発。シャルルドゴールへ。













シーユー、テラスからの空。





空港で食べたマフィンが美味しかった。













21時、離陸。日本帰ってすぐ別作品の撮影に入るので、時差ボケ対策で睡眠時間計算しつつ空の旅。そして日本時間14日16時に羽田到着。











あっつい!!!!











飛行機降りた瞬間からまとわりつく湿気!!日本ってこんな感じだったんだね。比較するものができて初めて気付く、日本の夏。












さ、そんなこんなで連日更新してきましたが、パリブログは今日で終わり。





街並みも綺麗で、歴史的価値がものすごくある素敵な街。





みんなも行きたくなったでしょ?でも気をつけて。









観光客狙いのムカつく奴ら、結構いるから。









もともとスリが非常に多いと聞いてたから警戒してたけど、俺が出くわしたのは2種類。





1.凱旋門とノートルダムの近くでの、署名くれくれおばさんズ。



これは手当たり次第に『署名して~署名して~』と声をかけ、何もわからず署名したら最後、たんまり金を請求されるというもの。

まあ、紙とペン持ってるから、見た目にわかりやすい。

観光地に多く出没し、写真撮って感慨に耽っている俺の肩を強く叩いてくるような、デリカシーのない輩。


『オメーらに構ってる暇はねえんだどっか行け』精神で対応すればすぐにどっか行く。





2.モンマルトル、サクレクール寺院での、にこやかミサンガ黒人ズ。



これはほんとにタチが悪い。というか、ここ何年かで久しぶりに怒った。

サクレクール寺院への階段を集団で占拠し、旅行者に合わせた言語で話しかけ、その旅行者の手で糸をねじってミサンガを作り出す。そして腕に結ばれたが最後、これもまたバカみたいな金額を請求してくる、というもの。


俺はなにも知らず集団に遭遇したんだけど、階段を歩いてる前のほうでしきりに動き回っていたので、すぐわかった。

基本的に、観光客、とくに日本人に対して笑顔で話しかけてくる奴等は、みんな詐欺だと思った方がいい、と今回の旅で感じた。

それだけ俺らが舐められてるということ。

金持ってて、話しかけたら聞いてくれて、強引に行けば落とせる、と思われてる。


案の定、黒人ズは俺にも話しかけてきた。というか話しかけて来る前から態度で断っていたんだが、それでも強引に来て、結構な力で手を掴んできた。軽く痛いぐらい。だからそれを振りほどき、怒鳴ってやった。そしたらびっくりした顔していなくなった。


なんというか、お前らの街の歴史的に素晴らしい場所でそんなことして、恥ずかしくないのかと。踏みにじるようなことをするなと。すごい残念に思った。まあ色んな複雑な就職事情があるんだろうけどね。移民系の人が多い国だから。





他にもフォトスポットでのスリ、子供たちを使った小銭せびり、など、日本ではあまり見られないことが多い。


とにかく、どんなにしつこくされても取り合わないこと。言葉がわからないからって聞いてあげようとしないこと。最初から最後まで毅然としていること。ターゲットにされないように、狙われる要素を作らないこと。




そういうふうにいられたら、安全で楽しい旅になるんじゃないかな。




大半の人は旅行者に寛大な国だし、俺たちのカタコト中学英語で充分やっていけるし。ちょっとユーロが高いけど、とても魅力的な旅行先だと思うよ。




このブログで興味を持って、パリ旅行楽しんでもらえたら俺も嬉しいな。






じゃ、パリブログ終わり~。





シーユー。