防災特別委員会視察初日


9:00、新横浜駅新幹線西乗換口にて集合だが、8:30頃には到着。

まだ誰も来ていない様なので、朝食(崎陽軒のシュウマイ弁当)を調達。


東京駅にて上越新幹線「とき317号」に乗り換え、一路北へ長岡市を目指す。


13:30、新潟県長岡市役所着。
①土砂災害対策について、お話を伺う。


先の広島県における土砂災害では、人的被害を含む大きな被害が発生しました。本市においても緑区の山間部をはじめ、市内において類似被害を発生させないための調査・視察です。


長岡市では、過去に平成16年、23年及び25年に水害が発生しており、中でも平成25年7月29日から30日にかけては、


・ 最大時間雨量:87mm

・ 最大3時間雨量:215mm

・ 総雨量:297mm


を観測しています。


この豪雨により、長岡駅より東へ4km程の距離にある乙吉(おとよし)川が埋塞・氾濫。周辺集落を水深2mの土石流・濁流が襲い、149棟の建物が被害にあいました。


人的被害は免れたもののその被害は大きく、乙吉川では上流から流出した土石及び倒木により、約500mにわたり河道埋塞しました。


今回の視察では、まずはじめに市庁舎において、担当課である「土木部河川港湾課」さんから水害発生状況と水害対策事業をお伺いし、その後に、実際の砂防堰堤及び河川改修現場を見てまいりました。

新潟県による災害関連緊急砂防事業(乙吉川)

上の写真では、右上部に建設中の堰堤部が見えます。2本の官により一時的に河川の迂回流路を確保しています。

新潟県による災害関連緊急砂防事業の砂防堰堤工事個所(2基分)を視察した後に、急傾斜地崩壊対策工事である法枠工箇所及び河川改修工事個所を視察する。

新潟県による急傾斜地崩壊対策事業である法枠工現場(乙吉川)

16:00、宿泊場所着。
夕食をとり20:00就寝、明日にそなえる。