神奈川県立相模原養護学校と相模原中央支援学校の両校を視察しました。


両校ともに県立の施設ということで、山下県議に視察調整をして頂き、県教育委員会 教育局支援教育部 特別支援教育課の伊藤課長同行の元、


① 神奈川県立相模原養護学校

② 神奈川県立中央支援学校


という順序で視察に参加させて頂きました。緑区の小田市議も視察に同行。本村賢太郎衆議院議員も②から視察に参加されました。


まず、相模原養護学校。校長の安藤正紀様から学校概要などをお伺いし、校内施設を見せて頂きます。

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次に、車両で中央区まで移動し、中央支援学校校長 羽中田 正叔様からお話をお伺いします。


日本全国で、300万人以上の方たちが、視覚障害、聴覚言語障害、肢体障害、内部障害、またこれらの重複障害を抱えて生活をしています。


先天的に障害を持っていなくても、齢を重ねることにより、後天的になんらかの障害を持つ方(高齢者)も非常に多く、高齢者人口の急増を迎える我が国にとり、障害者施策は高齢者問題と切り離すことが出来ません。


障害者問題について、今回の視察で思ったのは、障害を持った子供を社会から隔離するのではなく、生活、通学、学習などにおいてのインクルージョン(包括)が基本的な理念であるべき、ということです。


障害を持った方たちが、家族、教職員、地域の支援を受けつつ、地域に溶け込んで生活する、というのが一つの目標であると思います。


ただ、現状では、例えば通学にしても、障害を持った子供が、インクルージョンという理念のもと、自力通学訓練を経て車両といういわば隔絶された移動手段からの脱却を図る、といっても長年子供と連れ添って来た家族にとっては、万が一何か事故が起きたらという懸念も含め、様々な感情があるのは十分に理解出来ます。


障害を持って生活されている方たちとその家族の負担を軽くするために、今後とも研究をしてまいります。

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