2023 チェンバロ試弾
アンジュさんとは2011年以来の共演になると思います。
こんなに長い時間会っていなくても、音を聴けば言いたいことがわかる。素晴らしい人生を歩まれてきたのだということが、合わせの最初の1音でわかる。
これこそが、この美しさこそが、音楽の真髄なのだと感じました。
私が能の舞台にあがらせていただくというのは非常におこがましいのですが、「お能とヴァイオリンとチェンバロの融合」初めて尽くしのこの公演を精一杯努めたいと思います。
2023 第25回さくらぴあ新人コンクール
第25回さくらぴあ新人コンクールでの伴奏のため、数日間故郷の広島に帰っていました。
4年振りに同コンクールに伺いましたが、審査員の先生方の講評にいつも共感を覚えます。
他の方の演奏も聴かせていただきましたが、どのコンテスタントも(全楽器ミックスのスタイル)素晴らしいクオリティー。
このコンクールのレベルが上がったことと同時に日本クラシック界の人材の豊富さも感じ、またプロフィールの書き方や選曲からも時代の変化を感じました。
そんな中、伴奏していた渡部真由香さんが第1位さくらぴあ大賞を受賞されました
週6勤務の超多忙な生活にも関わらず、ショスタコーヴィチのヴァイオリン協奏曲を見事に自分の言葉で表現した圧巻の演奏。
父の教え子のお嬢さんというご縁から、ここ数年時々ご一緒させていただいています。
音楽だけではなく全てのことに対するひたむきな姿に、こちらがいつも刺激を受け勉強させられる思い。
素晴らしいホールで演奏を共にし、嬉しいこの瞬間を共有出来たことに感謝の思いでいっぱいです
10/1(日)さくらぴあ小ホールにて、受賞者による演奏会がございますので、広島にお住まいの皆様是非お越しください。
私もまたお邪魔する予定です
2023 第17回合同発表会終了
4月23日(日) としま区民センター小ホールにて、無事17回目の合同発表会を終えることが出来ました。
受験生のために発表会を開催したいと思い立ち、当時よく演奏をご一緒していたサクソフォン奏者・國末貞仁さんに合同企画を持ち掛けてから17年。
こちらはソルフェージュの生徒さんも多いため、ピアノのみならず様々な楽器が登場するのが恒例。
今やドイツ・アメリカ・イスラエル…
世界各地で活躍を続ける素晴らしい生徒さん達と出逢えたこと、そうして17年経った今でも変わらず続けられていることに感謝の1日でした
今回初出演の方が多かったのですが、お互いの演奏を聴き合い刺激を受けたようで、色々な感想を聞くことができました✨
サックスの方々は、他にお仕事を持ちながらもプロ顔負けの演奏を毎年披露してくださっています💖
子供はもちろん大人でも、向上心を持ち努力し続ければ成長するものだと、毎年感心させられます。
その分プログラムは年々ハードになり、伴奏をほぼ全てお引受けしている私にとっては、耐久レースのように過酷な1日となっていることは言うまでもありません
長時間大曲を演奏することは、健康な体とそれをうまく使いこなす力があってこそ。
この先20回、そして30回でも発表会を続けられるよう、自身の体メンテもしっかり行なっていこうと思います
今回は初めて「としま区民センター」を利用させていただきました。
まだ新しい建物で綺麗✨
池袋駅からも近く、音響もとても良くて生徒さんも皆さんとてもお喜びのご様子でした
ホールの響きに助けられるとそれが音楽にもうまく作用し、本番の出来が1番よかった方もたくさんいらっしゃいました。
やはり良い環境での演奏は、とても大切なことだなと改めて感じました
次回の会場はまだ決まっていませんが、
2024年 春 に第18回開催を目指しています。
皆様の成長を楽しみに、また一年一緒に学んでいきたいと思います