みんなお待たせ
8日間に渡って特集してきた
About the "Answer"
今日で、いよいよ最後になりました
ボーナストラックを含まずとすると、
今回のアルバム "Answer" のラストを飾っているこの曲
"Delicate My Love"
この曲を説明していくと、
アルバム中でも最も大人っぽい曲というか。
実は、アルバムの制作が決まる前から書いていた
大事に温めていた曲でもあります。
私はもともと、"会いたくて、素直になれなくて" から
本格的に歌詞を書かせてもらっているんだけど。
その後くらいに、初めて丸々一曲の歌詞に挑戦したのがこの曲で。
テーマは、 「重ねた手を、離す瞬間」
「ひとつの恋が終わってしまう瞬間」を描いた曲。
諦めなくちゃいけないものがあるんだってことを、
自分に言い聞かせながら。
その事実を受け入れて初めて、
もうひとつ大人になれるというか。
「別れ」 を通して、成長していく
そんなワンシーンを切り取ってます。
実はリリックで、ちょっと変わったことにも挑戦していて。
相手のことを呼ぶ場合、大体は曲のコンセプトに合わせて
「あなた」 か「君」 のどちらかに統一するものなんだけど。
今回は、微かな心動きを表現する為に 「両方」 使っているんだ。
大部分では、
彼と同じ目線から物事を見ていたいっていう、
強がりや、背伸びを表現する為に 「君」で。
一カ所だけ 「あなたがいて、私がいた...」 と出てくるところがあるんだけど。
「君」と呼ぶのとはまた違う。
過去を振り返ると同時に、思い出にすがりそうになる
そんな心境を表現したつもりです。
この曲をレコーディングする時
実際、胸がつまりそうになって。
本当にリアルな声が取れたなって今改めて思います。
受け止められない想いがあるって人にこそ、
聴いて欲しい曲です。
そして
ここで！
今まで触れてこなかった
"Skit" を説明しつつ、アルバムの曲順について掘り下げていこうと思います
まず、3曲目の "Next Door ~Skit~"
これはもう、タイトルの通り 「次の扉を開く」 為に制作した、
上品でSexyなSkit
1、2曲目では、今までの中村舞子像というか
今まで聴いてくれていたリスナーのみんなに浸透しているイメージを
新しさを加えて、表現しながらも。
やっぱり、初のメジャーデビューアルバムで
今後の自分の名刺代わりになる一枚になるわけだから。
もっと自分自身のルーツだったり、本質を出して行くために
「この扉を開けたら、みんなの知らない舞子がいるよ」っていう
クッションをみんなに用意したかったの
そして次に、7曲目の
"BIRTH ~Skit~"
これは、「誕生、原点」 に戻るっていう意味で選曲した一曲になってます
BREAK FREE や GIRL、そして GOSSIP HOLIC といった
新たな試みの後は、やっぱり王道なものをやってみたくて
"Kiss The Sky with 逗子三兄弟" は初のデュエット、
そして、意外にも初の王道なバラードだったから。
リスナーのみんなが、よりスムーズに入っていけるよう
絶対に、このSkitの後と決めてたの
一曲一曲も、もちろんですが。。
やっぱり、一枚を通して聴いた時の気持ち良さを
みんなに感じて欲しいな
こうして、一曲一曲、本当に大切に作らせて頂いた
"Answer"
是非、いろんなところに注目して聴いてもらえたら嬉しいです
この一枚が、ひとりでも多くの人に届くことを祈って
"中村舞子"
19歳の今にか出せない答えが
今、ここに。
XOXO.
maiko.n