先日の明治安田生命J1リーグ第17節
「川崎フロンターレvs北海道コンサドーレ札幌」のホームゲームイベント

「第一回かわさきSDGsランド」の開催を記念して、「S(水曜)D(どうでしょう)G(軍団)s(襲来)!?」が行われました。



水曜どうでしょうの「ミスター」こと鈴井貴之さん、Jリーグチェアマンの野々村さんに等々力に足を運んでいただき、中西哲生さんと4人で、両クラブの多くのサポーターのみなさんの前でトークショーをさせていただきました(未だかつてない規模でした。フェスかと思いました。苦笑)

トークショーの開始時に水曜どうでしょうのテーマソング「1/6の夢旅人2002」がかかり、目の前には生のミスター鈴井貴之さんがいらっしゃる。
日本代表時代、遠征で水曜どうでしょうのDVDを持参して観ていた人間にとって、夢のような時間で大興奮でした😭







トークショー後は、鈴井さんの始球式という名のPK対決を行いました(GKは私)🙌⚽️
引退後、初めて等々力のピッチに足を踏み入れましたが、まさかGKユニを着用して戻ってくるとは思いもよりませんでした。笑






始球式前には、異例かもしれませんがアウェイゴール裏の北海道コンサドーレ札幌のサポーターのみなさんへ、鈴井さんと共にご挨拶をさせていただきました。こちらの企画の意図を理解し、拍手をいただけたこととても嬉しかったです。試合中はもちろん対戦相手なので、勝ち負けもありますし、ヒートアップするのは勝負ことである以上致し方ないところはあると思います。
しかし、試合前と試合後はある意味ノーサイドの精神で、垣根を作らずに良い雰囲気を作ることが日本だからこそできるのではないかと感じました。






個人的にはトークショー、そして始球式での雰囲気・光景が今でも忘れられないのですが、本当に多くの方たちが足を運んでいただいた中で、「水曜どうでしょう」さんを切り口に、サッカーにさほど興味や関心がない藩士の方にも等々力に足を運んでいただくきっかけを作り、イベントを通してサッカーやフロンターレ、コンサドーレを知っていただくことで興味や関心を持っていただける可能性を広げることができるのではないかと感じました。

そして、初めて足を運んでいただいた方に楽しんでもらうためには、イベントの雰囲気が安全で安心でかつ温いものじゃないといけないとも感じましたし、僕個人の感想として、あの日はとてもアットホームな空気が流れていたと感じました。トークショーでもお話しさせていただきましたが、ホームとアウェイのサポーターが境界線を引かずとも、イベントを楽しむことができるのは日本だけなんじゃないかなとも改めて思います。

そういう意味では、トークショーでのあの光景がJリーグの理想形の一つなのかなと感じています(もちろん、すでに多くのクラブが行っていることではあるのですが)。ホームのサポーターだけが楽しめる、ではなく遠くアウェイから来ていただいたサポーターの方たちにも「自分ごと」として楽しめるイベントをホームチームが企画できれば、より両クラブのサポーターの方たちは足を運びやすいのではないかとも感じました。

もちろん実現するにあたり、それがそう簡単なものではないことは理解していますし、それぞれのクラブに事情があるのも理解しております。しかし、それでもそう言いたくなるような素晴らしい雰囲気・光景でしたし、その形がひとつ見えたことは個人的には大きな経験になりました。

今回のイベント開催にあたり、多くの方のご協力とご尽力がありました。特に鈴井さんをはじめとした水曜どうでしょうの関係者のみなさま、北海道コンサドーレ札幌のスタッフ、サポーターのみなさま本当にありがとうございました‼︎
中村憲剛

#川崎フロンターレ
#北海道コンサドーレ札幌
#SDGsランド
#水曜どうでしょう
#鈴井貴之 さん
#藤村忠寿 さん
#嬉野雅道 さん
#onちゃん
#両クラブのサポーターのみなさん
#ありがとうございました