ここ数日、SNSに登場している我が家の二男三男。

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きっかけは沖縄キャンプ中に妻から送られてきた動画でした。

次女がガラスのショーウィンドウ前を歩くとガラスの向こうで次女についてくる2匹のワンチャン。
買い物をする時、その帰りにペットショップを覗くのは動物好きの次女の日課になっていて、いつもは一通り見て満足して帰るのですが、その時はこの子と帰りたいと泣いてしまい、心配した店員さんが抱っこしたらおうちに帰る?と1匹出して抱っこさせてくれたそうです。ところが、結局次女はこのまま連れて帰りたいと言い出したので、ママに抱えられて退散することになったらしいのですが…(苦笑)

ここまではいつも通りというか、まあよくある日常でした。

というのも、子ども達の犬を飼いたい熱は知りつつも妻も僕も実家で犬を飼っていて別れが辛すぎたこともあって、なかなか踏み切れずにいたのでした。ただ自分達が経験したこと、別れは辛かったとはいえ動物から与えてもらった経験は他には代え難いもので、その機会を自分たちの判断で子供達から奪うというのもどうだろうという気持ちもあり、動物と共に生きるという話をしたうえでパピーウォーカーに登録するか保護犬の預かりボランティアとかをしてみようかと妻とも話をしていました。

で、先程の2匹ですが、そこから今度は妻から「この二匹よくよく見たら兄弟じゃないんだけど一緒に寝てる…こんなに仲良くなるもんなんだな」と報告のような連絡が来て、また後日「やっぱりすごく仲良しなのにまだ家族決まらないな〜」さらに後日「この二人飼い主が決まったら離れ離れなのかな…」と。で、さらに後日、「この子たちうちに来たら離れ離れにならないか…」
ん?二匹??一緒に??
今までいくら「そろそろ犬を飼う?」と言っても及び腰だった妻からのいきなりの怒涛のメール攻勢。

「とりあえずキャンプから帰ってきたら二人で会いに行ってみる?」と言うので子ども達が学校の間に会いに行きました。うちの二人、すごく可愛いのですが(親バカ)どうも子犬の頃に他の家族にご縁がなかったのか、我が家を待っていてくれたのか(勘違い)そこそこ大きくなっていて、もうすでに一ヶ月そのペットショップにいたので他店に移動してしまうかもしれないとのこと。
二匹一緒に家族に迎えることを考えていると話したらさすがにびっくりされましたが、後々の多頭飼いよりも相性は分かってるのでお互いのストレスはないだろうとのこと。

そして帰ってから子ども達と動物を飼うということ、共に生きるとはどういうことかをちゃんと話してから会わせてみて決めようと思いました。
子どもたちはその話をとても真剣に聞いてくれました。それを聞いた上で中村家に迎え入れたいと僕らに伝えてきました。

ペットショップに会いに行って抱っこしたときに長男と長女が喜びを隠しながら「うれしいーー」と言った顔が今でも忘れられません。

こうしてご縁があってルカとジジは中村家の新しい家族となりました。

ちなみに犬種も知らずに会いに行ったのですが…。ルカはトイプードルとマルチーズのミックス(マルチーズどこ?というくらいトイプードルなのですが)、ジジはトイプードルとダックスフンドのミックスです。
やっと我が家に慣れて落ち着いてきたので(僕らも2匹も)、みなさんに紹介することができました。

今現在、大変な状況のなかで当たり前の日常を粛々と過ごすことで精神的なバランスを保てています。この先どうなるか分からない不安な時にこの二匹にどれだけ癒されているか。我が家にやってきてくれたことに本当に感謝しています。

と同時に、みなさんに2匹と一緒にいる自分の日常を発信することで少しでもみなさんの力になれればと、同じ不安を抱えつつもみなさんと共に乗り切っていければと思い、ここ数日で我が家の新しい家族を紹介させていただきました。

今日にも緊急事態宣言が出されると言われておりますが、感染を広げないためにしっかりと考えて行動しつつ、僕の立場でできることを都度考えていきたいと思います。

最後になりますが、この国難と言われている状況の中、最前線で日々頑張ってくれている医療従事者のみなさんをはじめ、僕らの生活を支えてくれているすべてのみなさんに心からの感謝を。
その方たちを守るためにもみんなで感染拡大予防をしていきましょう。

中村憲剛