昨年11月に石川県の朗読劇で共演した高校生のKさんからコメントをいただきました。

高校生キャストの皆さんが無事でいらっしゃるとご報告くださり安堵しました。

 また、私が何気なくした言動を大切に思ってくださっていたことを知り、嬉しくおもいます。

そうそう、あのときドキドキしている様子を見て、

緊張したら息を沢山吐くと勝手に息が入ってきて沢山吸えるよ、というお話をしたのを覚えています。

泉鏡花の「外科室」を現役の高校生世代の人がやるのは大変だよね、スゴイね!など、あれこれ話かけてしまったりもしました。

    大学受験を目前に控えながらの参加で試験は思い通りにいかなかったとのことですが、天皇皇后両陛下に練習をご覧いただいたり、朗読の舞台にたったりという、誰もができることではない貴重な経験とそこで得た仲間は一生の財産になったことでしょう。何より、一つのことに信念を持って全力で取り組みやり遂げたその力と経験値が、きっとこの先の人生に活きると信じています。あの日のKさんや高校生の皆さんのひたむきな姿勢や良い笑顔が眩しく、私の心にも残っています。ありがとうございました。

 石川県の被災地域はまだまだ大変な中ですが、

どうぞこれからもご無事で過ごされますように。