デビュー35周年!
「中村あゆみ35周年記念2019 Remaster」
13週連続配信~第7週目は・・・

1988年5月に発売された
5thアルバム『INNOCENT TEARS』。
デビュー以来のプロデューサーだった
高橋研さんの元を離れ、
初めてセルフプロデュースした
オリジナルアルバム。
オリコンのアルバム・チャートで初登場2位
という華々しい結果を残した作品。

2曲分のボーカルレコーディングとMIXは
LAのコンプレックススタジオにて。
MIXはTOTOでグラミー賞を受賞している
プロデューサー&エンジニアの
グレッグ・ラダニー氏が手掛けた。

素晴らしい環境に、素晴らしいクルーたち。
なのになのに・・・
カッコよく言えばマニアックな感じだけど
正直に言えば「艶っぽくない」というか
ミリオンを狙える世界からは程遠い感じの
アルバムをつくってしまったなぁ、と。

心からベストを尽くしたけど、
すべてにおいて実力不足だった私。
でも、この作品の中で、
かなりリアルな「心の闇」を歌えたと思う。
小さい頃からふつふつと煮え切らない
悲しみや切なさを出せた、という点では、
個人的には心が楽になった。

タイトルの『INNOCENT TEARS』は
‘罪のない清らか涙’という意味。
小さい時には泣くことの意味さえも
わからずに泣いていた。
それが歳を重ねるごとに
いろんな涙の理由を知るようになっていく。
まるで自分の光を見つけて、
その光に近づくにつれて、
涙のしずくを身にまとっていくように。

作品として決して優等生とは言えないアルバムだけど
なんだか、もう一度ゆっくり聴いてみたくなった。
若かりし頃の若気の至りを振り返りながら
今夜、聴いてみようかなぁ(笑)

★ハミングバード/ワーナー時代の初期13作品を
【35周年記念 2019 Remaster】として、5/1(水)より13週連続配信開始!
初ハイレゾ配信も同時解禁!!
↓↓↓
https://WarnerMusicJapan.lnk.to/InnocentTearsAB