Chameleon.2嬉しくも悲しくも自分を預けられる人が見つからなかったのだ。「松井五郎さんが、あゆみちゃんなら書いてみたいな、と言っている…」。この話を耳にした時、本当に飛び上がりたいくらい嬉しくて、未来にワクワクした。彼は、私が使ったこともない言葉を使って‘中村あゆみ’をどう表現するのだろう?初めて松井五郎さんに会ったのもセルリアンタワー。まだ雪がちらつきそうな昨年2月の事だった