こんにちは。中村です。
先日、都内 某JR駅を利用していた時のことです。
朝の通勤中に、急な腹痛に襲われ、駅のトイレに行ったのですが、
どの個室トイレも一杯で、全て使用されており、既に男性が2、3人並んでいるような状況でした。
並び始めた時から、既に結構な腹痛、そして急激な便意の波が打ち寄せて来ていましたので、
「厳しい戦いになるが、どうか耐えてくれ、俺の便意」と思いながら、冷や汗をかきながら、並び続けました。
大体、何故、朝の駅の男性トイレの個室は、いつもこんなに混んでいるのでしょうか。
日本の朝食、いや社会全体が、根本的に何かおかしいのではないか、などと色々な考えが頭をよぎりましたが、
・・というか、便意が結構やばくて、何か考えていないと、
とんでもない事故が発生しそうだった(つまりは、脱○という事ですが)、
という状況でして、「兎に角、1秒でも早くトイレの順番が回ってこないか」それだけを考えていました。
その時に、頭に浮かんだ考えは以下のようなことです。(全部しょうもないことです)
・普段はトイレは使用していないのに、今日はたまたま、切羽詰まっただけ、なのであるから、
今日だけは、どうか優先的に使用させて欲しい。
(自己中心的な都合が良すぎる考え、であり、そのような突っ込みに対しては、返す言葉もございません)
・今の状況であれば、例え、10万円払ってでも、トイレが借りたい。
(朝、漏れそうな人物をターゲットに、高級トイレの貸し出しをすれば、ビッグビジネスになるな)
→非人道的ビジネスであり、なりません。
・というか、もう結構、キテますが、この後の人生大丈夫だろうか。
(ここで事故を起こす(つまり脱○してしまう)と、今日、ここで俺の社会的生命は断たれるのではないだろうか)
(都内某 JR駅のトイレで、公認会計士の男性が、順番待ちの最中に、便意を我慢できずに脱○行為をしたため、逮捕)
→逮捕はないか。
・それほど、テンパってないのに、並んでいる人は、何なんだろうか。
体温や顔色をAIや顔面認証で測定し、漏れそうな人から、優先的にトイレを使う、という制度に変えられないだろうか。
→便意の程度や耐性を図ることは無理なので、無理です。
・しかし、さっきから何故、この列は進まないんだ!?
トイレで新聞読む、とかスマホ検索している奴がいるんじゃねーだろーな。有り得ないぞ。
新手のテロか!!???
・・・というか、本当にマズイ。冷や汗を通り越して、身体の芯から冷えてきた。
下半身を中心に、震えが止まらない。。(我慢して、肛○に力を入れまくっているためです)
・この状況を乗り越えたら、これからの人生で起こる色々な困難など、可愛く思えるのではないだろうか。
結論から言うと、脱○せずに済んだのですが、本当にギリギリでした。
文章に書くと、笑える感じになりますが、現実は相当ヤバかったです。意識が飛びそうでした。
当然立ってられないので、座ってました。
が、座ったからと言って、特に腹痛や便意が弱まる訳でもなく、死の淵ギリギリを綱渡りしているかのような感じでした。
・・・そして、遂にトイレが開いたときは、本当に感謝で、地球や環境やあらゆるものへの感謝の念が止まりませんでした。
てか、前の奴(個室利用の終わった方のことです)、のんびりしてないで、早く出てくれ!!!
こっちは死にかけてんだ、頼むよ!!さっと出てくれ!!!!!!
・・・兎に角、大惨事につながらずに良かったです。
こっちが、トイレ前で軽い自爆テロを起こす所でした。というか、寸前でした。
この場を借りて、改めて、駅で働いている方、そしてトイレの清掃員の方、
特に、トイレの清掃員の方、
どうもありがとうございました。心から感謝申し上げます。
ここまで、前置きが長くなりましたが、それで、トイレから出て、手を洗って出て行こうとしたときです。
・・・・ん??
・・・あんなに、あったトイレの行列が今は、並んでいる人が、いない!!???
・・・そして、その時一人の紳士が、颯爽と、トイレの個室に入っていきました。
マジかよ!!???
俺あんなに、並んだのに!!
脱糞しかけたのに!!!!
(興奮して、○を付け忘れました、汚い話ですみません)
メチャクチャ、タイミング良いな!!
(正直、ちょっとムカつきました。感情を整理すると、”嫉妬”です)
(「お前も少しくらい苦悶の表情浮かべて、便意と戦え」、みたいな)
しかし、それにしても、これはまさに、”奇跡”です!!!
私は、”奇跡”を目の当たりにしたのです!!!
男性の駅のトイレの個室を利用した事がある人なら、判ると思います。
並ばずに入れる、というのは本当に奇跡なのです。
大体、2、3人は並び、多いと、4、5人が並ぶ、それが男性の駅のトイレ個室あるある、なのです。
・・・そして、後でこの出来事を振り返り、そして思ったのです。
これは、恐らく”徳”の違いではないか、と。
あの紳士は、普段善行を積んでおり、このような地獄の朝の駅の行列トイレでも、
順番待ちすることなく、スムーズに個室へ入っていけたのではないか、と。
直感ですが、何となく、そんな気がするのです。
(私のような「お前も漏らしそうになれ!!」みたいなしょーもない浅ましい人間だからこそ、
あのような奇跡に巡り合えずに、朝から地獄の苦しみを味わうことになってしまうのではないか、と)
これから、何か少しでも善行を積んで、俺も頑張ろう、と思った、駅の朝のトイレの出来事でした。
ではまた。