こんにちは。中村です。
今年もハロウィンが各地で行われ、私の子供も地域イベントに参加したい、ということで、
仮装衣装を作成しました。
今年は、令和仮面ライダー”ゼロワン”になりたい、ということで、仮面ライダーの衣装を
作成しました。
ちなみに一昨年は鎧と兜、昨年はシンカリオン(新幹線変形ロボアニメ)と、二年連続で
作成しているため、多少のノウハウが蓄積されており、まあ、できるかな、と思い、
同じような感じで作成してみました。
なお、Youtubeとかで、上手な作成方法や、作り方動画が沢山見れるので、
キチンと作りたい人はそちらをご覧頂ければ良いのかな、と思いますが、
簡易的に、手間とお金をかけずに、いや、手間は割とかかるので、お金をかけずに、
作成したい、という人は、私のような方法で作成しても良いのかな、と思います。
子供は結構喜ぶと思います。
材料は、大体100円ショップで揃います。
①まず、基本材料は、EVAボードです。これは、小さいお子さんがいるご家庭で良く使う、
床にしく、ビニールのような素材のジョイントマットです。
赤ちゃん用のジョイントマット、と言えば恐らくお子さんがいる家庭であれば、ピンとくるかと思います。
古くなって捨てようかな、と思っていたジョイントマットがあればベストです。購入しなくて済むので。
②次に、色を付ける前の下地ですが、ジョイントマットが白であれば良いのですが、
黒とかだと上から色がつかないので、ジェッソで一旦白にします。
ジェッソ、というのは油絵を作成する際に使う盛材です。
油絵をしない方には馴染みがないかもしれません。
これは新宿にある世界堂とか、油絵の道具を売っている店でないと手に入りません。
価格は1,000円位でしょうか。ユザワヤでも売ってます。
ただ、ジョイントマットが白とか薄いクリーム色であれば、色は付くので問題ありません。
③色は、100円ショップのカラースプレーや油性塗料で付けることができます。
しかし、100円ショップだと、カラーバリエーションが少ないので、黄色とかが必要であれば、
油絵とか売っている店で、好きな色の油性のポスターカラーを購入します。
一体作る程度であれば小さいもので400円弱程度で買えます。
あと、油絵の筆は高いので、100円ショップの水彩用の筆で十分です。
壊れたら捨てれば良いので。油性なので、ティッシュや紙で拭き取ってください。
水洗いは不要です。
(どうしても洗いたければ、筆専用のクリーナーとかが油絵の画材屋さんでは売ってますが、
水彩用の筆だと、油に対する耐性がないのですぐにイカれてしまうかとは思います)
④接着する際は、セメダイン 強力接着剤スーパーXを使用しました。
ユザワヤで、”コスプレ衣装の接着に最適”と書かれていたので、購入しました。
600円位だと思います。
ただ、これをもってしても、ボードを斜めに接着したい場合や丸くしたい時の接着は時間がかかります。
(何分か手で押さえていれば仮接着され、そのまま固定しておくことで24時間で完全硬化するのですが、
その何分かが煩わしく、また手につくとベトベトして、洗ってもすぐには落ちません)
そこで、めちゃくちゃ便利なのが、”結束バンド”です。
100円ショップで売ってます。小さいやつが110円で30本位買えます。
これで、錐とかでEVAシートに穴をあけ、結束バンドで縛りあげる、かつ接着剤を併用すれば、
ストレスフリーでサクサク形が作れます。
結束バンドは最高です。
⑤皮の部分は、100円ショップで皮の端切れを売っていたので、買ってきて、切り、
接着剤で接着し、接着しずらい部分は、結束バンドで固定しました。
⑥ちなみに、目の部分は、ガチャガチャの容器です。ガチャガチャ売り場の容器捨て、の所のやつを
貰ったので無料です。これに色を付けて、錐で穴をいくつか開けて、前が見えるようにしました。
以上で、子供用の仮装コスプレ道具は簡易的に作れます。
作成に要した時間は、2時間×3日、費用は全部で多くみて、4,5千円でしょうか。
(身近にある廃材等を利用すれば、1,2千円程度で十分作成可能かと思います)
実際に作ったのが、下記です。(黄色が、仮面ライダーゼロワンで、私の息子です)
(ちなみに、左の赤い子(仮面ライダーゲイツ)と、右から二番目の子(仮面ライダージオウ)
は、妻の友人のお子さんなので、どのように衣装を製作したのかはわかりません。
一番右は、私の娘でイズ、というゼロワンに出てくる秘書ですが、この衣装は妻に作ってもらいました)
それなりには、良かったかな、とは思うのですが、
一点、大失敗をしてしまいました。
前からだと判りづらいのですが、要はお面、みたいに顔を作ってしまったため、
横から見ると、千と千尋の神隠しに出てくる、”カオナシ”、みたいになってしまったのです。
写真で見ると、こんな感じです。
お面の横とか上から、後方にむかって、ボードを格子として張り巡らせていく感じで作成してしまいました。
自分としては相当不満です。学芸会みたいだなぁと。
できれば、できるだけ本物に近いヘルメット?マスク?にしたかったので。
素材が、ジョイントマットに塗装しただけなので、本物のツルツル感(プラスチックでしょうか?)
には遠いので、その辺は無理なんですけどね。
人間の顔は丸いため、ちゃんと丸みを出しながら作るべきでした。
大失敗です。
何故か、この作成手順でいいのだ、という思い込みのもと、
最初の工程を疑いもせずに、作ってしまいました。
落ち着いて、構想を練るべきでした。去年の方が上手にできたなあ、と自分では思います。
後で、作り直そうか迷ったのですが、面倒臭いのでやめました。
一度作ってしまうと、途中で引き返せなくなるんですよねー。
息子には「平面だから変だよ。作り直しなよ」
と何度も言われましたが、これはこれで良いのだ、と言い聞かせて説得しました。
だって面倒なんだもん。また来年ね。
(平らなボードから丸みを出した球を作るのは、難しいですが、Youtube等で型の例が公開されているので、
それらを参照すれば、作成可能です。去年はその要領で頭部分を作成しました。)
余談ですが、10月28日の日曜日に川崎のハロウィンに行ったところ、すごい上手な仮面ライダーの人達がいて、
写真を撮ってもらいました。
息子も凄く喜んでいました。(娘はまあまあ喜んでいました。)
本当は私も、一緒に写真を撮って欲しかったのですが、40過ぎのオッサンがミーハー精神で、
ヒーローと写真を撮るのも恥ずかしいので、言えませんでした。
しかし、凄いなあ。感動する位でした。素人であんなに上手に作れるもんなんですね。
一回で良いから着てみたいなあ、と思いました。格好良いなぁ。
いつか、時間とお金に余裕ができたら、作成にチャレンジしてみたいです。
ではまた。