こんにちわ、チワンサムです。

今日は革靴の染め替えをしていきます。





この間ころんで、13針縫ったのですが、
その時に革靴が血塗れになってしまいました。



筋肉まで切れたのでまだ腕が動きません。
ビジネスホテルのガラス割って10万円の請求がきました。
なんてひだ。

頑張ってオキシドールで落としてみましたが
永遠に泡が出るだけで血が落ちません。

泡は永遠にでるので、泡好きなかたにはオススメです。



というわけで染め替えです。
ちょうどこの黄土色も飽きていたので
なんとボルドーにしようと思います。

個人的にはチョコレートブラウンが妥当かと思ったのですがレネさんが赤くしたいとはしゃいでいるので従うことにしました。

まずは、ブートブラックツーフェイスローションですっぴんにします。

染料を落とすアセトンなるものも買ってきたのでそれも使って脱色していきます。
ちなみに純正のアセトンなんて普通は売ってないので、KATEのマニキュア落としで代用しました。



すっぴんになりました。
なれたものです。

この後、ローパスバチックという染料を
平筆で塗っていきますが、
コバのところとか、靴の内側とかに
マスキングテープを貼っておくと良いです。

シューキーパーを汚したくないなら
このようにローソンのビニール袋で包んで
靴に入れると良いです。

そしてバチックのボルドーを塗ります



バチックが弾いて全然入りませんね。

もう一回ブートブラックツーフェイスローションで全部落としてみます。



落ちた。


で、またバチック塗ってみます。


あ、結構ボルドーが入った。

わかってきたので、ここからしつこくツーフェイスローションで落としていきます。

ワックスとかクリームがちらっとでも残っているとバチックが入らないのですね。

2日間、ただただブートブラックツーフェイスローションだけやりました。

結構バチックのボルドーが入っているので、
すっぴんでも赤くなってきました。


そんで、またやっとバチックを塗っていきます。



うわ!カッコいい!笑
最近、染めむらのある革靴が欲しいなーと思っていたらちょうどそんな感じに染まりました。

それにしてもこのバチックって臭いです。
酢酸?なるものが入ってます。

乾いたらモイスチャーを補給して、
それも乾いてから
サフィールノワールクレム1925エルメスレッドを塗っていきます。



このエルメスレッドって色は、
国によってはルージュエルメスって名前で売ってるみたいなのですが、そっちの方がカッコいいくないですか?

すこし、ワックスを塗っていきます。
赤系のワックスを持ってないので
サフィールノワールビーズワックスニュートラルを塗り始めてみます。


んー。やっぱりニュートラルって汚いですね。
蓋開けると白いじゃないですか?
あの白く濁った感じになるんですよね。

透明のワックスとかないんですかね?

というわけで、
サフィールノワールビーズワックスネイビーを塗ることにします。



予想以上にかっこよくなりました。
10万円位の革靴に見えます。

ワックスは気をつけないと大量に塗ってしまって
気付いたらピッカピッカになってしまうので注意です。

慎重に先端だけに塗ります。
で、一応タミヤコンパウンドで平にします。


まとめ
染め替えのコツは、すっぴんにすることです。
ちわさんは3日かけてすっぴんにしました。。

すっぴんにすればするほど綺麗にバチックが入ります。

とりあえずバチック塗ってみて、
弾くようならそこを重点的に落としていく感じでも大丈夫かと思います。

そういえば、染め替え後に使う艶消しレザーフィックスという定着剤?みたいなものも買ってきましたが、今回は使いませんでした。

あれはきっと、クリームを塗らないような、財布とかバッグとか?の場合に使うと良いのでしょうか?

色が他のものにつかないようにコーティングするようなものみたいです。

知らないです。
詳しい方教えてください。