シングルマザーの姉が入院することになり、数日間姉の娘、つまり姪っ子をしばらく預かることになりました。
姪っ子は3歳で保育園に入っているので、私は昼間仕事をして仕事帰りに姪っ子を迎えに行き、一緒にご飯を食べたりお風呂に入ったりとお世話する感じ。
もともとあまり手のかからない子だし、私にもなついてくれているので問題なく過ごせると思っていました。
ところがある日、保育園に連れて行こうとするとどうも顔色が悪い。
体調が悪いのかと尋ねるとおなかが痛いとのこと。
一瞬パニックになりかけたんですが、姉から天王寺にあるかかりつけの小児科のことを聞いていたのですぐに連れていくことにしました。
桃谷駅を降りてすぐのビル2階にあるひげのこどもクリニックという小児科です。
事情を説明したらすぐに診てもらえました。
いろいろと検査や問診などしたところ、おそらくストレスによるものだろうという診断。
やはり母親の入院となると不安なのは当然です。
それを一生懸命隠していたようで、調子を悪くしてしまったみたいですね。
念のため胃腸の薬をもらい、その後姉のいる病院へ姪っ子を連れてお見舞いに行きました。
するとさっきまでの顔色が嘘のように積極的に姉に語り掛け、元気な様子を見せてくれてほっと一安心。
先生は若い方ですが、子供に対して同じ目線できちんと話を聞き、子供のいる状況などをしっかり把握して的確に診断してくれたと感じます。
念のため胃腸の薬ももらってきましたが、「お母さんに会えることが一番の薬でしょう」という言葉は本当でした。
その後数日して姉が無事に退院し、姪っ子と二人で元気に過ごしているようです。
本当に良い先生というのは、むやみやたらと病名をつけたり薬を出すのではなく、子供の心に寄り添ってくれるのだなと一つ勉強になりました。
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