【ナンパ】流星道場1回目 | オデン君のストなんですョ!

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8月某日。

オデンは朝からそわそわしていた。

初めて「凄腕」と呼ばれるナンパ師の方と会うためだ。

そう

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流星さんである。

どんな方かは、今更ここで説明するまでもない。興味があればリンク先を確認して欲しい。

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さて。
何故オデンは、こんなスゴイ方と会うことになったのか?

ナンパを始めたのはいいが、地蔵するわ、番ゲすら出来ないわ、伸び悩んでいたためだ。

そもそも圧倒的に経験値が不足してるのはわかっている。

もっと沢山声かけしていけば、いずれ結果だって出るだろう。

しかし、そのためには時間をもっと確保する必要があったが、現実問題として時間が足りなかった。

独学で試行錯誤しながら経験を積むというのは大変好みなのだが、残念ながらそうするには時間が足りない。

このままでは、試行錯誤してるうちにあっという間にアラフォーである。

残された時間を考えると、いまは効率的に経験を積まなければならなかった。


とはいえ本や教材を買っても、噛み砕いて具体的な方法に落とし込むには結局時間がかかる。

しかも、その落とし込み方が正しいかの検証は、結果を見なければわからないとなれば、やはり効率的とは言えない。
無いよりはマシだろうが。

もっと早く、即座に間違いを指摘してもらい修正するにはやはり、人の目が必要である。

しかもその道で突出した結果を作っている人間の目が。

その人の知識、経験、マインド、判断の基準。

自分のものと比較してギャップを見出し、その差を埋めて行くのが最も効率的なのだ。

そう、いわゆる「師匠」こそいまのオデンには必要なのだと認識していた。

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さて、そんなわけで流星道場の門を叩くことになった。


流星道場を選んだ理由は幾つかあるが、

・門下生の方の感想ブログに好感を持てたこと
・本人も三十路を越えな上に「30代でも結果を出させられるのは私くらいだ」といった趣旨の啖呵に強い決意と責任感を感じたこと

この2点が決定的だった。

特にオデン自体三十路を越えてるので、加齢による問題を乗り越えた人の経験は貴重だと感じていた。

仮にここですぐに結果を作れなくても、ここで見聞きして感じた事は必ず糧になる、いや、すると決意を持って臨んでいた。


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21:30~  都内某所

待ち合わせのカフェに先に入り、場所を確保。
流星さんの到着を待つ。

一体どんな方なのだろう?
Twitterの感じからすると、クロトワ大尉か逆シャア時のシャアのような渋い人かなー?

などとドキドキ期待しながら思っていると……







流「やぁ、暑いね」









?!








そこに現れたのは、イケメンなお兄さん。

オデンの乏しい語彙で表現するなら、「渋い俳優が来ると思ったら、ジャニーズが来た」という感じだ。

これは初手から想像のナナメ上を行かれてしまった。

しかし、なるほどこの格好こそ、即をするには持ってこいだということなのだろう。

そう思って見ていくととても理にかなっている気がしてくる。




少々面食らいながらも、会話をしていくと端々から感じる確固たる自信と、経験からくる具体的な表現。


高まる期待感。


深まる信頼感。




そして講習が始まる。

まずは座学。

ナンパにおける基礎基本。

常に気をつけるべきポイント。

即るまでの各段階と、その時に何をするべきか。

何故それをするべきなのか?その意図は何か?

今まで持っているだけだった細切れの知識が、体系化された形に落とし込まれて行く。

そうか、あれはそういう事だったのか。



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流「声掛けしたら次に何する?」

オ「えーと、○○ですかね?」

流「○○?よく知ってたね。普通みんなココ、△△って言うんだけど」

オ「どなたかのブログで、その単語読んだからかな?」

流「へぇ」

なんて一幕も。

何気無く言ったけど、ホントに○○だったのか!

ちなみに○○が知りたい方は、流星道場を受講しよう!!(ステマ)

あれは目からウロコですわ(°∀°)


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そんなこんなで、一通りの知識を頭に叩き込んだ。



オデンはワクワクしていた。

早くこの知識を実践してみたい。

アウトプットしてみたい!!

こんな気持ち初めて!

もう何も怖くない!!!(死亡フラグ



と、いう事で残り時間は実践タイムである。

店を出て、ゆっくり歩きつつターゲットの選定。

この界隈のナンパスポットとデンジャーゾーンを教えて貰いつつ、気になった子に声掛け。

しかし、師匠に見られてるというプレッシャーからか、上手く声掛け出来ない(言い訳)

地蔵、ガンシカの嵐


流「なんであの子に声掛けしないの?」

流「ダメなら次!もっと見極めないと!」

流「今のもっと行けたのに、なんで諦めてんの?」


厳しいアドバイスが飛ぶ。

しかし、その一言一言が沢山の気付きを与えてくれる。

なんとか修正しようと、もがく。



そうして四苦八苦してると、見かねた流星さんが手本を見せてくれる事に。




さっと周りを観て……

信号を渡って来るピッチリパンツの女の子を見つけたようだ。



渡ってくるその子をじっと見つめて……目が合った……声掛け……一言二言……会話……一緒に歩き出した?!!



………え?



まだ開始して1~2分じゃん!


一人目やん!


なんでそんな簡単に……!!!!


慌ててストーキングする。



4歩後ろを息を殺して付いて行く。


女の子は流星さんに夢中で気がつかないようだ。


そして、そのままカラオケ屋へIN。





……この間、わずか5分足らずである。


相手の子の顔はちゃんと見えなかったが、スタイルはかなり良く、触り心地とかメッチャ良さそう。


ぶっちゃけエロい身体してた。



もうね「すっげぇ」としか言えない。


喫茶店とかなら、横とか後ろでトークとかも聞けるかもだけど流石にカラオケでは無理がある。


仕方ないので、出てくるまで声掛け。


先ほど言われた部分を意識して、とにかく声掛け。



…………




ガンシカされるのが楽しくなってきたところで、流星さんからメール。


どうやら30分で出てきてくれたらしい。


女の子と別れたところを見計らい路地裏へ。


中でどんな会話をしていたのかを、ボイスレコーダーで聞かせてもらう。


話自体は普通の会話にしか聞こえないのに、気が付けばDKをしている。


なんじゃこりゃ!!


流「あのカラオケ屋、ドアに窓があるからキスまでしか出来なかった」


とのこと。


密室なら普通に弾丸即してたってことですか、そうですか。


すっげぇ\(゜□゜)/


もうね、それしか出てこない。


あれが、極みなのか。


あれが、俺の目指す姿なのか。


到達出来るのだろうか?


解らない。


だけど、行ってみたい。



その場所からどんな世界が視えるのか識りたい。


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そんな衝撃的な連れ出しを見せて貰い、愕然としつつも、終電時間が迫り、講習の時間も終わりという事で駅まで移動。


次の講習の相談や、何を目標にしたらいいかなどを聞く。


流「連れ出しまで出来てから、次の講習受けるといいかもね」


とのこと。

よし、目標が決まった。


オ「分かりました!次までに連れ出し10件こなしてから申し込みますね!!\(^o^)/」

流「……そんなにポコポコ連れ出せたらいいよね(苦笑)」



さすがの流星さんも苦笑もんである。



実際無謀に近いかもしれない。

だが、ここで無謀なくらいの宣言をして、そこにチャレンジしてこそ大きな成長が得られると思うのだ。

なに、出来なくたって恥をかくだけだ。

死にやしない。

死ななきゃ安い!!

と、言う事で次までに目標「連れ出し10件」を目指してナンパをすることにするのだった。




~続く?