お出かけ 5泊6日夏休み旅行③〜北海道その2 | 赤い誘惑。plus ~ 蒙古タンメン中本、時々ちがうネタ ~

おはようございます!

 

今日も前置きはなし。

またしても長い話の始まりです(笑)

 

 

一夜明けた8/22のこと。

6時過ぎには目が覚め、

7時前からゆっくりと朝風呂なぞ。

ホントに滑らかないいお湯で、何とも贅沢な夏休み。

 

2Fの露天風呂から見下ろす十勝平野は、

ミルクを流したような濃い霧に包まれ、

幻想的な風景でしたね~。

 

 

7時半にお願いした朝食は

大広間でのお膳スタイルで。

ウチが一番遅かったみたいですね。

 

 

ご飯とお味噌汁よそってから、

撮影したら良かったね(笑)

 

左奥の十勝産ジャガイモの肉じゃがに

右手前は幕別名産の長芋。

メインは薄く甘塩を振った紅鮭。

朝っぱらから

ご飯も味噌汁も2杯ずつ行っちゃいましたよ。

ホント、料理の美味しいホテルでしたね。

 

ちなみに気になるお値段は、

4人で2食付き(夕食は部屋食)で

 

なんと¥48,000 (税サ込)

 

このホテルは

ホントにいいチョイスだったね〜。

再び十勝に来るなら必ずココで。

と言いつつ、ホントに再び来る気があるのか?

というくらいの怒涛の1日がスタートする訳で(笑)

 

 

隣の池田町(ワインの産地)から高速に乗り込み、

池田と言えばドリカム(Vo.吉田美和の出身地)だろ!とばかり、

ドリカムベスト盤を鳴らしながら向かった先は、

道東道(E61)の終点となる足寄町。

途中の本別で阿寒方面(E38)と分岐するんで、

こちらは支線扱いになるんだろうね。

 

 

帯広建設業協会さんのサイトから拝借した、

十勝19市町村図。

足寄は右の上の黄緑色。

東(右側)に行くと釧路管内ということに。

 

 

 

すっかり撮り忘れて「あしょろ観光協会」のサイトから拝借した、

道の駅あしょろ銀河ホール21の外観。

 

 

足寄が産んだスターといえば、

 

とにかく松山千春

 

鈴木宗男じゃないですよ(笑)

 

 

千春の足跡を記した碑の裏側には、

 

大空と大地の中で

 

の千春自筆の歌詞。

 

千春の手形に手を合わせると

ボタンが押されて曲が流れる仕掛け。

昔、真狩村で見た

細川たかしの銅像もそんな仕掛けだったな〜。

あちらは「北酒場」だったけどさ(笑)

 

でも北海道を歌った曲では

千春のコレを超えるモノはないだろうなぁ。

北海道の自然の雄大さと厳しさ、

そこに生きる人々の気概みたいなものが

全部織り込まれてるからね~。

 

気温35℃の炎天下だと、

「吹きすさぶ北風感」は皆無だったけど(笑)

 

 

町としては全国一の面積。

ちなみに札幌市の1.2倍、

東京都の0.7倍の広さだとか。

 

これだけの面積を誇りながらも

足寄町の人口はわずか6,000人余り。

確実に

 

人より牛が多い町

 

なんだろうね〜。

 

 

とにかく千春推し、の館内。

 

 

玄関を入ると

いきなり松山千春コーナー(笑)

 

 

壁にはディスコグラフィー。

起承転結のIとⅡは今も持ってるな。

 

 

足寄と言えば

忘れてはいけない特産物が「螺湾ぶき」

 

 

高さ3mくらいにまで成長する「ふき」で、

結構な高級品らしいですよ。

千春にコレやらせる必要があったかはともかく、だけど(笑)

 

 

今はなき、

「ふるさと銀河線」(旧ちほく線)の足寄駅だったこの地。

 

 

ふるさと銀河線は、

池田町と北見市をつないだ第三セクターの鉄道。

国鉄時代の名称は、池北線と書いて「ちほくせん」。

全盛期は木材の積み出しなんかを主体とした、

林間鉄道だったみたいですね。

 

 

観光客はともかく、

ココを常時利用するような住民がどれだけいたかと思えば、

廃止からバス転換はやむなしだったかと。

とにかく広大で人口の少ない北海道は、

赤字路線の宝庫だったからね~。

 

 

 

足寄から下道を通って向かったのは

五色沼とも言われる「オンネトー」。

 

 

どっちも同じことしか書かないなら、

別に隣り合わせで2つ置かなくてもいいのに。

 

ネットで調べても同じ組織なのか

よく分からないんだよね~。

旧農林省の管轄で昭和22年に

帯広営林局が設置されたのは分かったんだけどさ。

まぁいいか(笑)

 

 

残念ながら曇り空で、

鈍い鉛色しか見せてくれなかった湖面。

たぶん空の色を映すと青になり、

夕日を映すと赤になるんだろうね〜。

 

 

螺湾ぶきかどうかは分からないけど、

湖畔にはふきが群生してましたよ。

 

 

さて、オンネトーから次に向かったのは阿寒湖。

 
image

 

こちらは足寄峠でのカントリーサイン。

1箇所で2枚見られるのがいいところ。

足寄は足モチーフのキャラクターに螺湾ぶき、

釧路市は阿寒と音別との市町村合併があって

いいとこ採りしたせいか、

何だか訳の分からないモノになってるけど、

音別のふき、阿寒の雄阿寒岳とマリモ、

下の赤いのが釧路川にかかる幣舞橋(ぬさまいばし)、みたいだね。

 

 

微妙な天気の中、

高台に登ってようやく見られた阿寒湖。

我が家のアテンザもよく走ってくれましたよ。

 

 

阿寒湖から釧路市街へと抜ける国道240号には、

見たことのない路面標示が…。

 

 

シカ注意

 

ってさ、分かるけど…と思ってたら、

 

 
さっきの「シカ注意」から2~3分走ったトコで、
いきなり左の路肩にいて
 
うぉ~!いたぁ!
 
と車内大歓声!(笑)
当然引き返すしかないでしょ、とUターンして
対向車線からパチリと。

 

母鹿なのか子鹿なのか、

角がないけど結構大きかったからね。

母鹿なんだろうな、と。

なかなか整った顔立ちの美人さんでしたよ。

コレがこの日最高に盛り上がった瞬間だったかな。

 

 

その後に見かけたのは、シカ2頭連れの看板。

 

 

1頭だけのバージョンがメインだったけど、

この辺りで2枚だけ見ましたね。

 

 

国道240号線は、

別名「まりも国道」と言うんだそうな。

 

冬場の路側帯表示の矢印が、

雄阿寒岳の山頂を指していて、

ちょっと面白かったな、と。

 

 

さて、お昼も過ぎたことだし、と

立ち寄ったのは「道の駅 阿寒丹頂の里」

 

 

こちらの「レストラン鶴」で昼食を。

頭の上が赤い丹頂になぞらえて「赤いベレー」というこの施設。

入口では子牛が出迎えてくれましたよ。

 

 

店内は結構な席数。

平日の火曜のお昼だからね。

食べている人たちも結構まばら。

 

image

 

まぁこういう施設だからね、

地場の産品を使ったメニューがメイン。

 

 

この日のお昼は、

 

パパちゃん:スタミナ丼(¥1,380)

ママちゃん:ぶっかけ冷やしエビ天そば(¥1,000)

慎:ザンギ定食10個(¥1,680)

ババ:塩ラーメン(¥860)

 

とご当地をしっかり外したチョイス(爆)

スタミナ丼が辛うじて阿寒ポークにはなってるけどね。

慎は食べていない豚丼に行くかと思いきや、

昨夜も食べたはずのザンギ。

しかも10個…。

 

 

まず出てきたのは、ママのぶっかけエビ天そば。

 

 

なかなかの太さのエビ天が3本。

コレはオトクメニューだったね。

 

 

次いで慎の10個(笑)

 

 

いやいや、どう考えても多いでしょ!

やはり多かったらしく、

3人に1個ずつお裾分けしてくれましたよ(笑)

 

 

ドンブリかと思いきや、

平皿で出てきたスタミナ丼。

 

 

回鍋肉と中華丼の中間くらいかな?

あまり味噌っ辛くはなくて、

なかなかのお味でしたよ。

食べてみれば案外すんなり行けるモノで。

まぁこのペースで食べてるから4kg太ったんだけどさ(笑)

 

 

最後はババの塩ラーメン。

 

 

いわゆる中華そばの塩版、ってなビジュアル。

味は悪くなかったみたい。

 

 

さて、14時半を回ったとこだし、

札幌まで一気に帰りますか!と

道東道E38の終点「阿寒インターチェンジ」から乗り込み、

西へ西へと。

 

ジャンクションのある本別までは

無料区間になってるのも嬉しいね。

せっかく作ったインフラだもの、

料金取って利用が伸びないよりも、

ドンドン使って経済が活性化する方がオトクだし。

コレで支線も含めて、道東道は完全走破。

 

 

夜はお寿司だなぁ、と

実家近くの「花まる」に着いたのは18時半。

東京にもすでに10店舗以上あるというから、

ご存知の方も多いはずで。

回転ずしと侮るなかれ、

新鮮なお寿司やお刺身を出してくれるお店ですよ。

 

桶盛りのお寿司を2つ買って実家へ。

さすがに疲れたのか、お寿司の写真全然ないんだよね~。

 

 

それでも阿寒から4時間で帰って来られるんだから、

北海道も便利になったよね~。

道東道サマサマですよ。

 

北海道出身とはいえ、

実は知らないところだらけの身としては、

里帰り時の新たな選択肢が増えたって感じです。

 

 

 

翌日分も一気に書こうかと思ったんだけど、

とにかく長いんで(笑)、今日はココで終わり。

次回は北海道最終日、最後が本州上陸~自宅と

5部構成になりそうです…。

もうしばらくお付き合いくださいな。

ではまた。