ラテラルライン(LL)
■姿勢機能
LL の機能は、姿勢の前後バランスを取り、両側で左右バランスを取ることである。 LLは、他の浅 層ライン、すなわち、スーパーフィシャル・フロント・ ライン (Superficial Front Line: SFL), スーパーフィシャル・バック・ライン (Superficial Back Line:SBL)、すべてのアーム・ライン、スパイラル・ライン (Spiral Line: SPL)の間で力を仲介する、LLは多くの 場合、体幹と下肢を協調的に安定化するように機能し、 活動中に身体構造が崩れるのを防ぐ。

■運動機能
LLは、体幹側屈,股関節外転,足外反など、身体の 側方運動の発現に関与し、体幹の外側運動や回旋運動の 「ブレーキ」としての調節機能をもつ

歩行する際、

肋間筋は、腕時計のぜんまいのように機能し、一歩ごと に相互に胸郭を回してしめたり、ほどいたりすることがわかる、右 足を一歩前に踏み出し、胸郭が左に回旋すると、右では外肋間筋 が収縮し、左では内肋間筋が収縮して運動が生じる。これらの区 画は伸展し、胸郭を対側に戻す準備をする。この腕時計のぜんま い機構が機能しないなら、大腿の加速は腕だけで軽減しなければならない。

〈アナトミー・トレイン〉より

体が安定して動くためにはLLが機能していることが大切です。
そして肋間筋は呼吸する際にも必要ですし、歩行する際にも必要な筋肉。

この辺も大事。
LLをほぐしてからアレコレ動いてもらいました。
肋骨が動くとねじりも側屈も呼吸もやりやすいです。
どこでもそうですが、伸び縮みできる筋肉に整えていきましょう。

梅雨明けしてませんが、すごく天気良かったです。
暑い中参加ありがとうございました。