本日の松塾 


前回の復習 

後頭下筋のストレッチをしたあとのチェック。

見上げる動きがかなり楽と感想いただきました。

後頭下筋から下にあるたくさんの背骨の棘筋↓
これらは後頭下筋の言うことを「聞いており」後頭下筋のリードに従って機能する傾向がある。

〈アナトミー・トレイン〉より
脊柱全体でみると仙骨まで連なっています。

後頭下筋はオーケストラで例えると、
指揮者でありそこから下に連なる棘筋は演奏者。
指揮者が上手にリードをできれば個々の演奏者たちはより良いハーモニーを全体で生み出せるのと同じように、後頭下筋が整ってくると上手に指揮がとれ、棘筋はそのリードについて、脊柱が滑らかに連動して動いてくれる。


ストレッチした後、見上げるのが楽になったのは、後頭下筋の過緊張が和らいだ結果でしょう。

最後は脊柱を動かすこの運動。
スパインロールダウン。
このスパインロールダウンはまさに後頭下筋の状態に非常に左右されるとも言えるでしょう。うまく調和(ハーモニー)をとれるためにもガチガチにしないようにしたいですね。

もし上を見る機会が少なくなってきたとき、気持ちも下向きになってるかもしれません。

態度や姿勢は、その時のあなたの心の状態ともリンクします。
上をみると不思議とマイナスなことは考えにくいです。

最近上を見たのはいつですか?

上を見るのがツライときは後頭下筋ほぐして見てはいかがでしょうか。

心の状態も下から上ヘ戻したいときにも、整えたいとても大切な筋肉だと思います。


そして本日は、松塾今年最後のレッスンでした。


ちょうど、二年前の最後のレッスンでも後頭下筋について書いてました。

後頭下筋

不思議なもんです。


やってることは変わりませんが、二年前と比べるとコツコツ通ってる参加者さんの理解力と感覚機能がぐんぐん伸びてて成長が面白いです。


本日も参加ありがとうございました。