今日のハコヨガ 


大殿筋
大殿筋の作用は
全体:伸展・外旋・冠状面における骨盤の安定
上部:外転
下部:内転
コブラのポーズ
脚幅を腰幅程度だと大殿筋全体をバランス良く使う感じになる。
今度は両足ひっつける(内転)ようにしてやると大殿筋下部の方が入りやすくなり、
逆に脚を離していく(外転)と、大殿筋上部の方に入っていく。

足の幅がかわると自然とパワーバランスがかわっていきます。

そして広背筋。
作用は上腕の内旋・内転・後方挙上・呼吸補助
広背筋は分類では上肢に含まれる。
整うと腕の動きが楽になるのはもちろん、呼吸もちょっとしやすくなる。

このポーズで使ってる。
からめた腕側ですね。
ゴムカーサナは左右で作用が逆転するので左右やればちょうどいいですね。

そして広背筋と大殿筋は、バックファンクショナルラインでもある。
今日はココをアレコレでした。

バック・ファンクショナル・ライン (BFL)
BFL は広背筋の遠位付着部に起始する(実際には、特定の行動に応じて、SFAL、またはDBAL と接続して 続 おり分析を要する) BFL は広背筋の中心部よりわずかに低い位置(腰仙連結)で、腰仙筋膜の浅層に接続する。

BFL は腰仙連結の高さで正中線を横切り、仙骨筋膜を通って、反対側大殿筋の下部(仙骨と仙結節部)線維と 接続する。

大殿筋下部線維は、腸脛靱帯後側縁でLLの深部を通って大腿骨体を約1/3 下行し、大腿骨の後外側端に付着する。同じ方向に進むと大殿筋と外側広筋を連結する 筋膜線維が見つかる。次いで外側広筋は大腿四頭筋腱を通り膝蓋骨まで下行し、膝蓋骨下の腱を通って脛骨粗面 に接続する。前脛骨筋と前下腿筋膜によって BFL を内側縦足アーチまで下ることはできるが、脛骨粗面に達した時点で、BFL は終了する。

※FL(ファンクショナルライン)は主に運動やスポーツ、その他の活動時に機能し、四肢の複合体を安定化してバランスを保つ、あるいは反対側と相互作用によって強化される。
〈アナトミー・トレイン〉より

お尻を整えると腰が楽に、腕も動かしやすくなるし、腕が上がりやすくなると腰も楽になる、外腿ほぐしても腕と腰に影響があるのはこういうことだとよということを実際動いて、使ってほぐしてと体感してもらいました。

ちょっとした足幅や絡め具合で心地よさや動きの可動性は全然違ってきます。
体が硬いのではなくて、体の使い方を知らないだけかもしれません。
体の仕組みがわかってくると、日常での怪我も防げるし所作も自然と美しくなってきます。

身体のことを楽しく学ぶ、動く、体感したい方おすすめです。

また来週ものんびりやっていきましょう。
本日も参加ありがとうございました。