本日の松塾 



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ペルビックカールでのハムストリングスの使う感覚探し。
どんな動きでもいえることですが、いつも使っている筋肉ほどすぐにスイッチが入りやすい。
そんなに頑張らなくていいときに(今回でいうと前腿)グイグイ前に出る必要はないのだけれど、普段の癖なのでこれがなかなかやっかいだ。いわゆる良かれと思ってのパターン。
ペルビックカールの場合、そんなに前腿にグイグイ前にこられると膝が痛くなったり、足が太くなったり腰が反りすぎたりしてしまう。そしてハムストリングスが遠慮がちでも困る。
もしハムストリングスを今までまともに使ったことがなければ(遠慮がちだと)感覚を探すのは容易ではない。
だから、
・あえて使わないと行けない状況に追い込む。
・どこを使っているのか?
・どうやってそうなるのか?
という仕組みを理解することが大切です。

理解したらその動き(今回だとペルビックカール)をひたすら体験して経験値あげるのみ。練習したもんがちです。

腿裏と前腿の筋バランスが崩れると姿勢に影響でます。
a正常
b硬直
c抜けてる

腹壁の筋、殿筋、ハムストリングスは立位で最も活躍する筋である。

プロメテウスより

簡単にいうと、腹壁の筋肉、殿筋、ハムストリングス、骨盤底筋群がバランス良く使えていればまともに立てるのだ。

筋肉を意識していない状態で立ったとき、人体の筋肉同士は周りとコミュニケーションとりつつ働いたり休んだりして、その結果がいつもの姿勢が出来上がる。

果たしてうまく使えてる自信はあるでしょうか?
ペルビックカールにおいて、ハムストリングスと殿筋の感覚が全くわからない、入ってない(触診でわかる)ってことはcの姿勢に近い可能性が高い。

そしてよつばいになったとき、bのような状態だと腰椎の生理的な湾曲がでない。
コントロールできれば↓
ハムストリングスだけではない。体幹はもちろん必須だ。
いつもかわらないメニューの順番を一つずつクリアしないと出来ないのだ。

そしていつもの姿勢(形=筋肉のパワーバランス)が脳にインプットされているのでそこを少しずつ書き換えるという作業がいる。
繰り返ししつこく同じメニューなのは、脳内と現実の差を理解して書き換えるため。

長年の癖として、構築された筋バランスを書き換えていくのは容易ではない。崩れれば崩れているほど、学力と練習が必要です。
書き換れば普段の姿勢も自然と良くなる。
身体は、変に頑張らなくていいからメンタルも落ち着く。

座学は


脳も体もどちらも安定させていきたいですね。
本日も参加ありがとうございました。