中山記念 予想 | NAKAMEの中央競馬重賞予想

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明日の中山は終日晴れの予報。良馬場で行われることになりそうだ。今年の中山記念は事前の想定を覆し、マルターズアポジーが『怒りの』連闘をしてきた。そのため、当初の予想よりは間違いなくペースアップする可能性が高い。過去10年で前半5Fが60秒を切るペースだったのは4回。その4回で台頭していたのがノーザンテースト持ち。今年、ノーザンテーストを持つ馬は3頭。その3頭の中で当該コース実績や、非根幹1周で良績を残しているのは2頭。そのうちの1頭、エポカドーロは休み明けで万全の態勢とは言い難い。枠に左右される馬ではないが、ここで軸にするのは強調材料に欠ける。とゆーわけで、今回の本命はウインブライト。

 

なお、予想動画では別の馬に注目しているが、動画作成当時はマルターズアポジーが出走する予定になく、全く違う考え方でいたので今回は本命馬を変更させていただいた。ご容赦願いたい。

 

 

ウインブライトは父がステイゴールドでノーザンテースト持ち。当該コースも昨年のこのレースを制し、3歳時にスプリングSも勝っているように抜群の相性。コース適性を疑う余地はない。前走の中山金杯では、休み明けながら中団からしっかり伸びて勝利。若い時から鞍上の松岡騎手が期待していたが、それに違わぬ力を見せた。姉のウインファビラスもそうだが、この馬は冬場にかけてパフォーマンスを上げる傾向にある。そういう意味でも、今の時期は走れる条件だろう。昨年より斤量が1キロ増える事、相手が一気に強化される事など課題は多いが、有力どころは休み明けなのに対し、この馬は1戦叩いて使える。この点に関してはプラスのポイント。内枠も引いたのもいい。持ち前の機動力を活かせれば十分馬券圏内だろう。

 

対抗にはエポカドーロ。父はオルフェーヴルでノーザンテースト持ち。非根幹1周はスプリングSの1度のみだが、そこでは2着と結果を出しているし、特に問題はないだろう。オルフェーヴル産駒と言う事でアテにできないところはあるが、GⅠ勝ちもあり、実績は文句なし。昨年秋は出遅れ等アンラッキーなところがあり、力を発揮しきれなかった。それを考えれば距離短縮・中山替わりは歓迎だろう。休み明けの分評価は下げたが、しっかりと走れればこのメンバーでも足りるだけの力はある。好走に期待したい。

 

予想動画内で注目馬に指名したディアドラは3番手評価に下げた。ハービンジャー産駒らしからぬところが随所に見られる分、ハイペースになるのはむしろ歓迎ではないと思い、評価を下げた。もちろん、1周1800では結果を出しているし、斤量54というのは大きなプラス材料ではあるのだが。休み明けを苦にしないところが本当にハービンジャー産駒らしくないので、その点については心配不要だろう。テンで付いて行けるか、そこがまずポイントになるだろう。この馬と好相性のルメール騎手がどう乗るか、そこには注目したい。

 

 

◎ウインブライト

○エポカドーロ

▲ディアドラ

△ラッキーライラック ハッピーグリン スワーヴリチャード

 

スワーヴリチャードは舞台適正に疑問符。強いのは百も承知だが、1周1800が初めてで、中山自体2回走って4着が最高。休み明けでもあるしこの状態、舞台でどこまでやれるか。大敗はしないと思うが、軸にはしづらいので評価を下げた。目標は次のはずなので、ここは無理なくガス抜きできればOKだろう。