第１１回 「このミステリーが面白い大賞」（２０１２年８月３１日）
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北海道の海上で地下資源の試験採掘をしている現場で
何かが起こり全く連絡が取れないという。
テロに襲われた可能性が強く、自衛隊のレンジャーを多く含んだ部隊が
現場に向かったが、そこで見たものは全従業員が自分の血の中にほとんど
骨になって死んでいる姿だった。
原因はウイルスか細菌か
政府は国民がパニックになるのを恐れ国家的秘密事項として
極秘のうちに元国立感染症研究所部長で、その後アフリカで
家族を連れて細菌の研究をしていた細菌学者に調査を命じる。
時の政府は地方主権を前面に押し出し政権交代を成し遂げた政党であった。
細菌研究所の権力抗争、政権交代を成し遂げたがリスクコントロールより
政権運営や国民からの支持を第一に考える政府のリーダーシップの欠如
被害は北海道に突如として発生した。
２日間で読みました。
福島の原発事故とダブりました。
宮城県知事が自分の現地調査を出迎えなかったといって
握手もせずに無礼だといって怒って
その後、更迭された大臣がいたな。
このミステリーは面白い。
