みなさま、こんにちは🌞 

 

私達は、食べなければ生きていけないと考えるため、食の不安を解消するために 

 

様々なものが安定供給されるようになりました 

 

しかし、農作物を作っている人達への報酬が十分かと言えば、そうではありません 

 

労働は増える一方なのに、お金は思った程手に入らないのが現状です 

 

安定供給という便利な仕組みは、沢山の無駄な労力の上に成り立っているのです

 

ほとんどの農家では畑の隅っこには曲がったキュウリや割れたトマトなどが捨てられていますが 

 

これは安定供給の上にある競争が招いた現実です 

 

日本の食糧廃棄量は世界でトップクラスです 

 

食べられるのに捨てている食品ロスの量は年間640万トンと言われています 

 

ここ最近では、スーパーの棚からお米がなくなったとテレビで煽り、それを真に受けた人々がさらにお米を買い占める

 

その一方で、同じスーパーやコンビニなどでは賞味期限・消費期限が切れた、まだ食べられる商品を捨てているのが現状です

 

これを、一人あたりに換算すると一年間で約50キロ 

 

毎日お茶碗一杯のご飯を捨てているのと同じ 

 

にもかかわらず、お米が無いと騒ぐわけです

 

なんだか訳のわからないことをしていながら

 

とんでもない量の食料を廃棄して地球環境を汚染しています 

 

フランスでは食料廃棄物の深刻さを察知し、2016年に食品廃棄禁止法を成立させました

 

フランスの大型スーパーで廃棄される賞味期限切れ食品はチャリティー団体などに寄付することが義務づけられたのです 

 

改善点はあるものの、この法律が施行され、仕入を少なくするようになったことで

 

生産者も生産量を下げる代わりに、曲がったキュウリや割れたトマトなども全部買い取ってもらえるようになり

 

一気に食料革命が起きました 

 

アメリカでは教会に行くと消費期限が近くなったものが下がってくるのでいろいろなものが無料で分配されます

 

食べ物だけではなく食器や衣服などもあります 

 

アイデア次第でムダをなくすことはできるのです 

 

そう考えると、食うに困る人間なんて、本来はいるはずがありません

 

それでもこういう日本の現実があるのは、分配の仕組みが間違っているからです 

 

周りを見渡してみても、お金持ちはひと握りで、残りは日々細々と生きられる程度のお金しか稼げないというのが現実ではないでしょうか? 

 

分配の仕組みが間違っているために、こんなアンバランスなことが起きているわけですから

 

おかしいと気づくべきではないでしょうか 

 

一人一人が何かおかしいねと意識を持つ事が今のシステムを変えるきっかけになります 

 

今のシステムにただ迎合しているだけでは何も変わりません^_^

 

お金至上主義はムダを生み出すシステムでしかなかったり致します

 

 

 

 

出典:新時代の常識を先取りして魂の道に乗る方法「宇宙感覚」で生きる 著者:サアラ 廣済堂出版 1600円