アイコトマトってどんなミニトマト?特徴や栄養など | ナカムの野菜生活習慣ブログ

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こんにちは(^^)

大阪のスーパーマーケットで野菜バイヤーをしているナカムです。

本日はアイコトマトというミニトマトの一種をご紹介致します!


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アイコトマト



ミニトマトの一種です。
サカタのタネというタネ屋さんをしている会社が2004年に開発した品種で、世に出てから比較的歴史の浅い新しいトマトです。
今ではスーパーでは当たり前のように置いてあり、トマトの中でも人気の高い品種となりました。
通年市場で出回っております。


☆特徴☆
ラグビーボールのようなかわいらしい形が見た目の特徴です(^▽^)
赤の他には黄色いアイコトマトもあります。
果肉は緻密でかっちりしといて、中のゼリーは少なめ、酸味が少なくて甘みの強いトマトです。
また栽培がしやすく、生産性に優れております。


右がアイコトマト。普通のミニトマトと並べると形の違いがわかりやすいですね。



☆お店での選び方☆

ヘタがピンとしているもの選びましょう。
果肉は赤い色が鮮やかで、外から軽く触ってみてハリがあるものは鮮度が良いです。
劣化してくると部分的に黒ずんできます。
少しでも黒ずんだものはさけてください。


☆食べ方☆
酸味の少ない品種なのでサラダなどの生食で美味しく頂けます。
他には加熱調理して、ソースなどに仕上げても美味しく仕上がります。
加熱すると濃厚なうまみになりますのでパスタやスープにもむいているトマトです。
また食べたときに果汁が飛び散りにくいので、お子様が食べた際に服が汚れる心配もありません(^^)


熊本の産地に行ったときの写真です。こんなこんななり方をしております(^^)



☆栄養・効能☆
他の各トマトと比べてアイコトマトは、抗酸化物質であるリコピンを多く含みます。
リコピンはがん予防効果が高いとされており、その点においてはトマトの中でも優秀な栄養素をもったトマトと言えます。


☆保存方法☆
ミニトマトの中でも比較的日持ちのするトマトです。
寒暖差のないところでしたら冷蔵庫でなくてもすぐには傷まないです、
温度が高いところはNGですので夏など気温が高いときは素直に冷蔵庫で保存しましょう。





☆売り方で工夫していること☆

他ミニトマトと比べると少々お値段が高いです。
普通のミニトマトが1パック(200g入)158円としたら、アイコトマトは198円~258円ほどします。
ミニトマト全体の相場が下がったときには、ここぞとばかりにボリュームをつけて買いやすい価格帯で目立たせて販売します。
認知度の低いお野菜はまずは知ってもらうことから始めます。
一度知ってもらえれば次にミニトマトを選ぶ際の選択肢の幅が広がりますからね(^^)
また生産者からの直接仕入れ、産地直送品もこだわりの一品として販売しております。


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甘味みが強くて栄養素も高いアイコトマト。
アイコトマトをご存じでない方は一度食べてみて頂きたいトマトです(^^)
今現在はミニトマト全体の価格が高くて手を出しづらいですが、価格が下がって買いやすくなったときは、是非購入を検討してみてくださいね!