柿ピー研究家・中倉リュードーの柿ピー評論
柿ピー評論267:『京都六角 蕪村菴 花こいと』
【メーカー】
株式会社蕪村菴(京都市)
【カロリー】
60 kcal / 小袋1袋あたり
【塩分相当量】
0.05 g / 小袋1袋あたり
【総評】
・京都の蕪村菴のチョコ柿の種。前に京都柿ピー探しの旅で訪れた蕪村菴本店でゲットしたやつ。チョコ系柿の種の中でも珍しいフルーツミックスがあって、オレンジ味ってのかかなり新しい!!
・パッケージはシンプルな袋タイプで、この花こいとには抹茶ミックスとフルーツミックスの2種類のテトラパックが入っているの。
・テトラは半透明で中がぼんやり見えるタイプ。なんか京都の奥ゆかしさを勝手にイメージしちゃう気品のある感じがとっても好き!
・パッケージ横には、与謝蕪村の歌なのかな。「恋さまざま 願の糸も 白きより」って。なんとも小さな文字で控え目にかかれているんだろー。これ、普通に開けて食べたら全くこのセンスに気付かないよねー。こーゆーところが京都のメーカーさんのデザインで好きなところ♪
・カロリー表記もそれぞれ書いてある。
・ほぼ変わらないから、ここでは小袋1つ60キロカロリーってことで。全部で10袋入っているから、完食したら600キロカロリー摂取かーー。涙 でも・・・・、食べちゃう。w
・中には花こいとの説明書きが入っているの。袋タイプで家庭用だからそんな説明書きは気にしなかったけど、ブランドイメージをしっかりと伝えるためにこーゆー袋ものにも入れてくれているのは嬉しいね♪
・素敵な文言が書いてあった。
『いつの日か「恋の成就」という美しい「花」を咲かせる種(柿の種)を、五色の「恋の糸」に見立てた・・・』って。「ミルク」で深き想い、「ホワイト」は句の中の白き糸、「抹茶」は大人の恋のほろ苦さ、柑橘系の「オレンジ」は恋の甘酸っぱさ、「いちご」は一途な思いをそれぞれ表現しているんだって♪♪
・なんと!!!!ここまで背景にドラマがある柿の種はないかも!?素晴らしい♪
・単に柿の種をバクバク食べて流し込むんではなくて、その作られた経緯や想いをしることによって1粒1粒にありがたみを感じる♪ こんな素敵な柿の種はなかなかないよねー。
・盛り付けてみたらこんな。
・左がフルーツミックス、右が抹茶ミックス。フルーツミックスは、オレンジ2、イチゴ2、ホワイト5。抹茶ミックスは、抹茶2、ホワイト2、ミルク5というバランス。
・大きさは、長さ3.0センチ、幅1.1センチとぷっくりとした大きめサイズ。蕪村菴さんは小倉山荘グループの会社だからこのチョココーティングは変わらず贅沢にたっぷりかかっていて嬉しいよね!
・コーティングが厚めだから表面もツルっとしていて見ていて美しさと雅さを感じる♪
・断面はこんなかんじ。
・見てよ!!中の柿の種の皮よりもチョコの方が分厚いんだから!!!嬉しい♪♪しかも均一になっているのは本当に製造技術の高さだね!
・ファーストスメルは、抹茶はほのかな苦みと甘い香りが感じられるね。いちごは香りは特に強くなくて甘さが主。オレンジも香りはさほど強くないけどさっぱりとした柑橘系の匂いがふわっとする。
・いただきます!!まずは気になるオレンジ味から。舌の上でコロコロ。オレンジチョコが溶けて口にほのかな酸味と甘さが広がって、唾液と混ざることでオレンジを食べた時のジューシー感が味わえる!ウマウマ♪
・しっかりと付いたオレンジチョコが味をかなりはっきりとしていて酸味と香りの高さがある中で、甘さもさっぱりしていてこれは軽くてウマウマ!!オレンジ味いいねーー。お子様も大好きだと思う、これ。紅茶と一緒にいただきたいかなー。
・イチゴ味は、甘さがベースにあってちょっぴりイチゴの甘酸っぱさと香りを感じるかな。オレンジ程強くないけどこれはこれでおいしい。
・抹茶は、ほろ苦さがほんのりする程度で、お茶の濃さをしっかりと味わえるのがいいね。それでいて甘さもあって高級な抹茶チョコがこれ1つで再現されている。柿の種の塩気とパリパリが合うねー♪ウマい。
・ミルクとホワイトはそれぞれ甘さがしっかりあってさっぱりした後味なんだけど口の中に残るコクがまた食べたくさせるのがいいね!
・あーーー、これ全部ウマウマなやつだーーー♪♪これさー、テトラパック10袋なんてあっというまなやつじゃん。パッケージがこんなにオシャレだから1粒1粒美味しく味わってゆっくり食べたいところだけど、なんとも美味すぎてついつい食べちゃう!w
・百貨店でも扱っているところがあるみたいだけど、ぜひ京都の本店は建物が趣があってめちゃめちゃ雰囲気がいいから旅行とか出張の際には蕪村菴の本店へ行ってみてー♪
【オススメ度】
★★★★★
【販売】
蕪村菴直営店(季節限定だから店頭在庫のみだと思う)