柿ピー研究家・中倉リュードーの柿ピー評論

 

 

 

柿ピー評論232:『発芽玄米入り もち米柿の種』

 

 

 

 

【メーカー】

 株式会社萬藤(台東区)

 

【カロリー】

 表記なし kcal / 1袋

 

【塩分相当量】

 表記なし g / 1袋

 

 

【総評】

・仲良しのモデルRISAちゃんに誕生日プレゼントで頂いた柿ピーちゃん♪ なんと!!初めましてのメーカーさん。RISAちゃんありがとーー!!

 

 

・1912年(大正元年)に創業した乾物問屋の萬藤。浅草の合羽橋に直営店と本店がある老舗の問屋さんが販売している柿ピー。なかなか問屋さんが販売しているものだとさすがに商品展開が多そうだから分からないなー。汗 同じ商品でも扱う問屋さんがオリジナルラベルをつけて違うネーミングで発売していることがあるからね。

 

 

・この柿ピーの一番の特徴はなんと言っても『発芽玄米入り』ってとこ! 亀田製菓が今年はじめに『玄米柿の種』を出したけど、そのほかのメーカーさんで柿の種に玄米を使っているところは本当に珍しいから、この商品も最近の玄米ブーム&健康ブームに乗った商品なんだねー♪

 

 

・しかもただの玄米でなく、発芽玄米ってところが他社との違いかね。発芽玄米は、栄養価が高く、かつ食物繊維が豊富な点が健康を意識する人に人気な食品!! しかも同じ米を食べるなら発芽玄米のほうがダイエットにイイ!なんて話もあるくらいだからきっとそーゆー波に乗った商品なんだろうね。

 

 

・パッケージはシンプルな透明なもので特徴は特に無い。しかもラベル表記が『うまからあられ』ってなっているから、柿ピーの名称が表にはかかれていないのが珍しい。

 

・裏を見ると正式な商品名が「発芽玄米入りもち米柿の種」と書かれているの。これを表のシールに表記すればいいのにねーー。

 

 

・原材料もシンプル。もち米、発芽玄米、それに鰹節、昆布、七味唐辛子、醤油などなどと余計なものが殆ど無いところがいいね!! 素材の味で勝負!!って意気込みが伝わってくる♪

 

 

・盛り付けるとこんな感じ。

・割と大きめな柿の種がごろごろしていて、何よりも1粒1粒の表情が異なり風合いがあってとってもいいね!
 
 
・大きさは、長さ3.2センチ、幅0.9センチ(幅の写真がボケちゃった。ww)と大きめなサイズ感。

・よーく見てみると、ゴツゴツした表面がなんとも美味しそう!生地にゴマが練りこまれていて、クレーターのようにところどころで凹凸を出していてそれが表情に変わって面白さすら感じる。

 

 

・七味唐辛子が使われているのが表面をよーく見るとわかる。結構な固形な感じで見えるしね。

 

 

・断面はこんな。中身がしっかりと詰まっていて、割と薄めな感じで仕上がっているね。タレのしみこみかたはそこまで深くないから表面にしっかりと味付けがされているんだろうね。

 

 

・ファーストスメルは、焼きあがった醤油と柿の種の香ばしさがとってもいいね!!それにほんのりとピーナッツのコク深さもあって美味しそうな香り♪

 

 

・いただきます!ゴリッゴリッゴリッ!!ハードな食感が固い系が好きなリュードーとしては心地よすぎる食感に仕上がっているね。ウマッ♪♪

 

 

・舌の上でコロコロ転がして味付けを確かめてみると、濃い目の醤油の味の中に、七味唐辛子の刺激が結構存在感を出してきてコク深さの中にピリリとした辛さが旨い! 直接的に七味唐辛子を舐めているくらいのパンチが粒によってはあるかなー。

 

 

・もち米と発芽玄米を使っているところに関しては、確かに生地が香ばしい。ただこれが発芽玄米の香ばしさなのか焼き上がりの香ばしさかどうかはちょい分からないかなー。

 

 

・シンプルな味付けで王道ともいえる感じがとっても好感持てるし、とにかく旨い!!ゴリゴリ食感に醤油ダレ!ザ・柿ピー!って感じがとってもすき。

 

 

・ただ、ピーナッツがあまり美味しくない。ちょい酸化して苦味をもっちゃっているから一緒に食べると苦味が余計に際立っちゃってちょい残念。

 

 

・柿の種が結構美味しい分、ピーナッツをもっと改良したらもっともっと美味しくなるのになー!!

 

 

・健康を意識した柿ピーが増えている中、下町の老舗問屋さんが扱っている「発芽玄米入り柿ピー」は新しくもどこか懐かしさを感じる柿ピーでした。

 

 

【オススメ度】

   ★★★★

 

 

【販売】 

 萬藤直営店、紀伊国屋、成城石井などの高級スーパーなど

 http://mantou.co.jp/proshop/index.html