柿ピー研究家・中倉リュードーの柿ピー評論

 

 

 

柿ピー評論151:『四国限定 亀田の柿の種 柚子かつお風味

 

 

【メーカー】

 アジカル株式会社(新潟市/亀田製菓グループ)

 

 

【総評】

・亀田の柿の種のご当地フレーバー!「マツコの知らない世界」でご紹介させて頂いた亀田幕府でいうと、各地の大名ってところかな。ご当地フレーバーは。ww

 

 

・亀田のご当地フレーバー全54種類あるうちの1つで、四国地方のフレーバーが四国4県の割りに意外とそれ以上の数が出ているっていうのが面白い。

 

 

・四国限定と銘打っているけど、これは「高知県フレーバー」だね。高知名物の柚子とカツオだから。パッケージが手書きの味あるイラストでとっても趣があっていいねー。リアル柿ピーの写真の上にカツオが跳ねているような描写、そして右上にぷっくらとした柚子。この配置いいよねー! 柿ピーの海をカツオが飛び跳ねているように見えるし、右上の柚子は、まんまるお月さまに見えるしね。これはもちろん意図的な配置だよね?!ww

 

 

・文字の字体は、他のご当地ものだと明朝やゴシック的な割とパソコンででてくるような字体ばかりだけど、この柚子かつお風味はイラストが手書き風だから、自体もどこか手書きっぽいような風合いを出していて、柚子の木へんの左はらいが柚子の葉になっているところが可愛い♪♪ こーゆーのいいよねーー!ここまでパッケージを愛でているといろんなことが見えてきて面白い。

 

 

・右上の四国限定という部分の緑の丸ベースはなぜ緑色にしたのかってのも気になるしね。薄い黄色ベースのパッケージデザインが柚子感を演出しているし、それによって亀田のロゴや文字がメッチャ栄える!!

 

 

・盛り付けたらこんな。プレーンよりもかなり淡い色をしていて美白感があるねーー!フレーバーによって柿の種の色が本当に違うから見ていて飽きない。面白いよねーー♪ そして圧倒的なぷっくら感をしているピーナッツがこれまた美味しそう♪

 

 

・亀田のピーナッツはとにかくこのぷっくら感と食べたときの歯ごたえはあるけど柔らかい食感がとっても特徴的で、他社にはない品質だよねー。甘みがあって絶妙なな塩気がこれまたピーナッツのコクと甘さをひきたてているしね!

 

 

・大きさは言うまでもないけどこんな。

・長さ2.5センチ、幅0.8センチの亀田基準。ほぼどれもこれもこのサイズだから本当に品質管理ができているんだよねー。でもね、たまに2つくっついて長くなっているものや、柿の種に穴があいている『幸運の柿の種』が入っていて、これがかなりのレアで出会える機会が少ないから封を開けたときのちょっとした楽しみがあるんだよね。

 

 

・さてさて、ファーストスメルは、割とあっさりとした柚子の香り。そこまで酸味が強いわけでもなくふんわりと軽く漂ってくる感じかな。かつおの香りはほぼ感じない。ww これは意外。もっともっとかつお節感があるかと思ったけどーー。www

 

 

・味は、口に入れるとまず柚子のまろやかでやさしい酸味があってかなり控えめ。でもしっかりと柚子の存在感は楽しめるね。もう少し柚子感があってもいいかなーって思うけど。原材料を見ると、ゆずパウダーと陳皮パウダーを使っているみたいだけどその量があまり多くないのかなー。

 

 

・カツオの味はというと、かなーーーり薄め。食べ終わった後に口にカツオの香りと味が残るくらいで存在感があまりなし。カツオ節っぽい香りとコクは確かにあるけど、あまりにも上品すぎて主張していないんだよねー。控え目。www もっともっと主張しようよ!カツオ出汁みたいにさー!!って言いたくなっちゃう。

 

 

・味のバランスとしてはとれているのかもしれないね。酸味の柚子と風味とコクのカツオってことで。ただそれぞれが主張した味になったとしてもそれほど打ち消すものでないからもう少しそれぞれパンチが欲しいところだね。唐辛子の辛さもないから全体的に本当にマイルド♪ 

 

 

・本当に柿ピーってそれぞれのご当地らしさを出せるのが素晴らしいと思う。しかもお土産にぴったりな価格帯だしネタにもなるしね。

 

 

【オススメ度】

   ★★★

 

 

【販売】 

  高知をはじめ四国の空港や土産物店、オンラインショップ