柿ピー研究家・中倉リュードーの柿ピー評論

 

 

柿ピー評論116:『三幸の柿の種 梅ざらめ』

 

【メーカー】

 三幸製菓株式会社(新潟市)

 

 

【総評】

・柿の種戦国時代の中で、巨大な亀田幕府に挑み続ける数少ない猛者の1つが同じ新潟に拠点を置く「三幸製菓」。こっちもかなり多くのファンを抱えていて、独自の味付けやフレーバーで個性をだしていて大好きなメーカーさんの1つ。

 

・『雪の宿』や『チーズアーモンド』が超有名でこっちのファンの人がかなり多いと思う♪雪の宿うまいんだよねーー!あの甘じょっぱさが。チーズアーモンドのシンプルでチーズとアーモンドの組み合わせが神だし!!

 

・この商品の製造はもちろん三幸でしょ!ってパッケージを見たら・・・。ん???

【製造者】株式会社三幸S 

【販売者】三幸製菓株式会社

 

・あれ?? 同じ三幸さんでも前株と後株で表記が違う。なのに住所は一緒!ってことは、子会社??ネットでリサーチしてみたら、「株式会社三幸」は同じ新潟に漬物等を製造販売する会社としてあって、あられ製造会社では出て来なかったんだよね。でも、wikiによると株式会社三幸が親会社で三幸製菓が子会社のような関係とは書かれてあるの。まぁwiki情報だから真偽は分からないけど。これは取材してみないとな♪

 

・パッケージのこーゆー表記を見るのが本当に楽しい!!これ共感してくれる人がきっとどこかにいるはず。ww

 

・三幸の柿の種は、数多くのバリエーションを出すのではなく、とにかく売れる商品のみ。ラインナップは「プレーン」「梅ざらめ」「チーズ」の3種類のみだし。※季節変動あり。

 

・この中でもイチオシは『梅ざらめ』なのさー。今まで散々食べてきたけど、まだレビューしていなかったことに自分でもびっくり!!www 当たり前のようにデザート枠で食べていたからとっくに書いていたと思ってた。w

 

・梅味の柿の種って各社作っているけど、ざらめを組み合わせているのは少ないね。中でも三幸さんのものは、甘さとしょっぱさのバランスが最高なんだよね♪♪

 

・このビジュアル見て!

 

・かなり濃いめの色をしているでしょ。その上にゴツゴツしたザラメがたくさんくっついていてビジュアルからして甘じょっぱさが伝わってくるのが最高♪

 

・ピーナッツは全体的にやや黒っぽくて、かなりローストが深めなのかなーっていう印象。

 

・香りは、ざらめのやや甘い匂いが最初に来て、その後ピーナッツの深いロースト臭が。うーーん、ちょいピーナッツが匂うかなー。酸化し始めている感じ。脂臭さが出始めちゃって、ちょい残念。

 

・大きさは、長さ2.7センチ、幅1センチと横太りサイズ。三幸さんのってやや大ぶりだよね!だから食べる時は、柿の種5にピーナッツ1の黄金比5:1ではなく、4:1でも十分♪

 

・柿の種の味は、割とコク深い醤油味がしっかりあってその後に口の中で溶けだしたザラメの甘さと梅の酸味が来て、噛んでいくうちに3つのバランスが整ったら口の中が神味に!!美味いんだよねー、これ。

 

・しょっぱさ、酸味、甘みというそれぞれ主張しあう味が上手く調和しているっていうのが素晴らしい!なかなか他の商品ではないよね。

 

・食感も軽くて食べやすいし、ちょいざらめのゴリっと感もアクセントになっていいね♪

 

ピーナッツが堅い。食味もやや苦みがでていて単独で食べるにはちょいきついかなー。柿の種と一緒だと香ばしさが引き立つからいいんだけど。ただ、堅くてちょい疲れるね。もう少しふっくら仕上げて欲しいなーーー。

 

・梅ざらめは緑茶にはぴったり!お茶受けとしては最高♪もちろんおつまみとしてもバクバク食べることできるから、まだ挑戦したことない人はぜひオススメ!!

 

 

【オススメ度】

   ★★★★(ピーナッツでマイナス1)

 

【販売】 

 全国のスーパーやコンビニ、ネットショップ