アニメ研究家リュードー的「アニ評論」


冬アニメ : 21 『うらら迷路帖』 


【カテゴリー】
 和風ファンタジー

 
【放送局】
 TBS


【制作会社】
 J.C.STAFF

 

【概要】

 連載中のマンガを原作としたアニメ作品。うららと呼ばれる女だけの占師の町・迷路町に「とある目的」を持ってやってきた山育ちの千矢は、真面目な紺、西洋趣味の小梅、人見知りなノノとともに楽しいうらら見習いの日々を送る。

 

【ストーリー】

 占いの町・迷路町。ここは不思議な力を操り、人々に道を示す『うらら』と呼ばれる占師が集まる町。そこにやってきた千矢は、山育ちで動物に好かれるけれど、一般常識のない女の子。彼女は紺と小梅という同い年の少女に出会う。2人は千矢と同じく棗屋という占い処への招待状を持っていて棗屋の人見知りな妹ノノも加えて4人の占いを学ぶ生活が始まる。

 

【視聴評論】

≪ストーリー≫

・一流占い師をめざすカワイイキャラの女の子達がワチャワチャやるストーリー。ってな感じかな。ww  ストーリーの深みが特に無いけど、キャラの萌えや可愛さを最大限に楽しめるような展開やオチがいいねー。

 

・うららとして修行するという1本の柱があるけど、どうしても可愛くてドジでフワフワした流れが強すぎてなんか集中して作品に入り込めない。ww 良くも悪くも。w

 

・話数が進んで千矢やノノの背景とかが明らかになってきてからが、見ているほうもキャラへ感情移入できるようになってくるねー。ちょっぴりホッコリして、でもキュンってしたり。アニファンの心のつかみ方を良くわかってるなー。

 

・セリフが全般カワイイ!特にノノの一言一言の言葉のチョイスがいい。幼さから少しずつ大人へなっていくような表現の変化がいいね。

 

・しっかりモノの紺やちょっぴり外しちゃう小梅、自由奔放の千矢とかそれぞれの個性がしっかりと立っているから自分の好きなキャラへ入り込みやすいね。ただもっと強くてもいいかなー、なんか時折このフワフワ感がどれもこれも一緒になっちゃうときあるし。

 

・占い、魔法とか美少女との相性の良い演出を入れ込んでいるのが好き。この王道感がね。

 

・1つのステージでのシーンがちょっぴり長いかなー。時折、飽きちゃうときが・・・。難しいよねー、最後までひきつけるのは。面白くないわけではないのにね。

 

・人形のマツコがちょいちょいみせる怖さがウケル。ww マツコっていわれるとあの人を連想しちゃうし。w

 

≪描写≫

・背景のフワっと描写にキャラの可愛らしさ。随所にでてくるちょい萌えエロ感の絵のリズムがとっても心地よい!

 

・お腹とかの艶感がとってもとってもいい!!!ww 肌の質感とかも個人的に好きだなー。

 

・色が全般淡くてストーリー設定にピッタリ。ちょっと不思議な世界観が感じられるしね。

 

・町屋敷とか和風テイストな世界観を出すための演出でいいねー。同じカットを結構使っているのがわかるけど、ま、しゃーない。

 

・キャラの顔はシンプルなのにカワイイ表情をたくさん持っているから華やかさがあっていいね。

 

≪音楽≫

・OPがキャストが揃った「らびりんず」による楽曲で可愛さ抜群♪声色もみんなにているから一体感が合っていいね。

 

・結構BGMありのところにセリフをつけていることが多いから音楽の雰囲気に流されちゃってストーリーが残らないとこもちょいちょい。もう少し減らしてもいいかなー。

 

 

【ターゲット】 10代~40代(かわいいの好きな人向け) 

【おススメ度】 ★★★


【番組HP】 http://www.tbs.co.jp/anime/urara/