アニメ研究家リュードー的「アニ評論」
秋アニメ① 『機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ セカンドシーズン』
【カテゴリー】
ロボット
【放送局】
MBS
TBS
【制作会社】
サンライズ
【概要】
「機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ」は、2015年秋から冬アニメとして第1期が放送された「機動戦士ガンダム」シリーズ最新作。少年たちによって結成された「鉄華団」を中心に、絆、挫折、成長といった人間ドラマが描かれており、過去の作品よりも青春群像劇的な要素が強い。監督は「とらドラ!」「あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない」の長井龍雪さん、シリーズ構成は岡田麿里さん、キャラクター原案は伊藤悠さん、キャラクターデザインは千葉道徳さん。
【ストーリー】
主人公、三日月・オーガスが所属する鉄華団は、クーデリア・藍那・バーンスタインの地球への護送からアーブラウ代表指名選挙を巡る戦いで一躍名を上げた。そしてその戦いでギャラルホルンの腐敗が暴かれたことにより、世界は少しずつではあるが確実に変わりつつあった。 アーブラウとの交渉で得たハーフメタル利権のもと、テイワズの直系となった鉄華団は資金も潤沢となり入団希望者も増加。その規模は地球にも支部を置くほどとなった。 また地球への旅で世界の実情を知ったクーデリアはアドモス商会を設立。現実的・実務的な側面から火星の経済的独立を目指す。だが名を上げ新たな道を歩みだした彼らを快く思わない輩も数多く存在する。 アドモス商会が行うハーフメタル採掘場の視察。その護衛を依頼された鉄華団団長オルガ・イツカは新たな敵の襲撃を察知する。オルガの指揮の下、鉄華団、そして三日月はモビルスーツ「ガンダム・バルバトスルプス」と共に敵撃退へと向かう。
【視聴評論】
≪ストーリー≫
・相変わらずのよく練られたストーリー。1話それぞれがじっくりと楽しめて、しかも情報の過不足も殆ど無くてちょうど良いバランスがさすが!
・ファーストシーズンからセカンドシーズンに変わって、時が経っているけどあまりキャラクター達がかけ離れた成長をしていなくて違和感無くセカンドシーズンに入れるね。
・モビルスーツの戦闘シーンが変わらずの迫力とスピード感!これこそまさにガンダムの世界。
・OPからオルフェンズの世界を簡単に知る事ができるショートストーリーになっているから初めて見る人もワクワク感がしっかりと楽しめると思う。
・新たな敵が次々にでてきていつまでもドキドキが止まらないね!でも、昔のようにジオン対連邦軍的な分かりやすい構図にならないのがいまどきなんだろうねー。善悪は作らないっていう世相を反映させているのか。大人対子供の対峙がこの作品のストーリーだから善悪は無くて良いのか。
・セカンドシーズンも子供たちの成長をしっかりと描き、1つ1つの戦いに向き合う心理などをリアルに描写していることで見ている側もじっくりと世界に入り込めるんだよね。
・大人の考えはわからない!子供は子供だけど1人の人間として認めてもらいたい!っていうよな子供ながらの自立心をしっかりとストーリーに落とし込んでいるのがとっても好き。
・戦闘シーン、キャラクター成長シーン、恋心シーンなど場面作りがかなりそれぞれ際立っているからメッチャ見やすい。それぞれが短い尺でも簡単に済ますことなく意味をそれぞれつけているから素晴らしい!
・Aパートがあっという間!それほどストーリーが面白い。セリフ回しのスピードも速すぎず、遅すぎず、心地いい速度だからかね。無駄が無いのがすき!!ギャグとかないからいいよね。
・まだ2話までしか見ていないけど、これからガンダムも含めどういう展開をして、鉄華団や三日月、オルガがどう成長していくか本当に楽しみ♪ 大好きなシリーズだからこそ期待大!!
≪描写≫
・バルバトスがちょっぴりスマートというかスタイリッシュになり過ぎていて、もう少し無骨さがあってもいいかなーって思うなー。
・戦闘シーンでの埃臭さというか臨場感が相変わらず良いね!砂埃や風などを細かくポイントポイントで描いていることでリアルなシチュエーションが浮かび上がってくるし。
・キャラクターの表情で影をしっかりつけてリアリティを増しているような効果がいいよね。もちろんシンプルで見ようによってはのっぺりもしちゃうんだけどね。細かい汗とかもかなりポイント高い!
・色使いが淡すぎず濃すぎずキラキラしすぎず、全体的に温かい色調なのが見ていてホッとする♪
・部屋の中のシーンとかで影をしっかり描写することでどこから日がさしていたり光が当たっているか、じっくり見るとその光源との位置関係や時間経過が良くわかってとっても素晴らしいと思う。
≪音楽≫
・OPからカッチョいい!!ファーストシーズンのMISIAのOPがあまりにもインパクトがあったからセカンドでどーなるかと思ったけど、MISIAまでは行かないけどそれなりにワクワク感が高まるいい楽曲♪
・物語中のSEやBGMが華美すぎずキャラの心情を表すわけでもないとってもニュートラルな音のつけ方がかなりの好感度高め!
・BGMとセリフの音のバランスがとってもいい!!大きすぎず、セリフが前に立つようなこの何ともいえない絶妙なバランスがすき。
【ターゲット】 10代~50代(ガンダム・ロボファン向け)
【おススメ度】 ★★★★★
【番組HP】 http://g-tekketsu.com/
秋アニメ① 『機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ セカンドシーズン』
【カテゴリー】
ロボット
【放送局】
MBS
TBS
【制作会社】
サンライズ
【概要】
「機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ」は、2015年秋から冬アニメとして第1期が放送された「機動戦士ガンダム」シリーズ最新作。少年たちによって結成された「鉄華団」を中心に、絆、挫折、成長といった人間ドラマが描かれており、過去の作品よりも青春群像劇的な要素が強い。監督は「とらドラ!」「あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない」の長井龍雪さん、シリーズ構成は岡田麿里さん、キャラクター原案は伊藤悠さん、キャラクターデザインは千葉道徳さん。
【ストーリー】
主人公、三日月・オーガスが所属する鉄華団は、クーデリア・藍那・バーンスタインの地球への護送からアーブラウ代表指名選挙を巡る戦いで一躍名を上げた。そしてその戦いでギャラルホルンの腐敗が暴かれたことにより、世界は少しずつではあるが確実に変わりつつあった。 アーブラウとの交渉で得たハーフメタル利権のもと、テイワズの直系となった鉄華団は資金も潤沢となり入団希望者も増加。その規模は地球にも支部を置くほどとなった。 また地球への旅で世界の実情を知ったクーデリアはアドモス商会を設立。現実的・実務的な側面から火星の経済的独立を目指す。だが名を上げ新たな道を歩みだした彼らを快く思わない輩も数多く存在する。 アドモス商会が行うハーフメタル採掘場の視察。その護衛を依頼された鉄華団団長オルガ・イツカは新たな敵の襲撃を察知する。オルガの指揮の下、鉄華団、そして三日月はモビルスーツ「ガンダム・バルバトスルプス」と共に敵撃退へと向かう。
【視聴評論】
≪ストーリー≫
・相変わらずのよく練られたストーリー。1話それぞれがじっくりと楽しめて、しかも情報の過不足も殆ど無くてちょうど良いバランスがさすが!
・ファーストシーズンからセカンドシーズンに変わって、時が経っているけどあまりキャラクター達がかけ離れた成長をしていなくて違和感無くセカンドシーズンに入れるね。
・モビルスーツの戦闘シーンが変わらずの迫力とスピード感!これこそまさにガンダムの世界。
・OPからオルフェンズの世界を簡単に知る事ができるショートストーリーになっているから初めて見る人もワクワク感がしっかりと楽しめると思う。
・新たな敵が次々にでてきていつまでもドキドキが止まらないね!でも、昔のようにジオン対連邦軍的な分かりやすい構図にならないのがいまどきなんだろうねー。善悪は作らないっていう世相を反映させているのか。大人対子供の対峙がこの作品のストーリーだから善悪は無くて良いのか。
・セカンドシーズンも子供たちの成長をしっかりと描き、1つ1つの戦いに向き合う心理などをリアルに描写していることで見ている側もじっくりと世界に入り込めるんだよね。
・大人の考えはわからない!子供は子供だけど1人の人間として認めてもらいたい!っていうよな子供ながらの自立心をしっかりとストーリーに落とし込んでいるのがとっても好き。
・戦闘シーン、キャラクター成長シーン、恋心シーンなど場面作りがかなりそれぞれ際立っているからメッチャ見やすい。それぞれが短い尺でも簡単に済ますことなく意味をそれぞれつけているから素晴らしい!
・Aパートがあっという間!それほどストーリーが面白い。セリフ回しのスピードも速すぎず、遅すぎず、心地いい速度だからかね。無駄が無いのがすき!!ギャグとかないからいいよね。
・まだ2話までしか見ていないけど、これからガンダムも含めどういう展開をして、鉄華団や三日月、オルガがどう成長していくか本当に楽しみ♪ 大好きなシリーズだからこそ期待大!!
≪描写≫
・バルバトスがちょっぴりスマートというかスタイリッシュになり過ぎていて、もう少し無骨さがあってもいいかなーって思うなー。
・戦闘シーンでの埃臭さというか臨場感が相変わらず良いね!砂埃や風などを細かくポイントポイントで描いていることでリアルなシチュエーションが浮かび上がってくるし。
・キャラクターの表情で影をしっかりつけてリアリティを増しているような効果がいいよね。もちろんシンプルで見ようによってはのっぺりもしちゃうんだけどね。細かい汗とかもかなりポイント高い!
・色使いが淡すぎず濃すぎずキラキラしすぎず、全体的に温かい色調なのが見ていてホッとする♪
・部屋の中のシーンとかで影をしっかり描写することでどこから日がさしていたり光が当たっているか、じっくり見るとその光源との位置関係や時間経過が良くわかってとっても素晴らしいと思う。
≪音楽≫
・OPからカッチョいい!!ファーストシーズンのMISIAのOPがあまりにもインパクトがあったからセカンドでどーなるかと思ったけど、MISIAまでは行かないけどそれなりにワクワク感が高まるいい楽曲♪
・物語中のSEやBGMが華美すぎずキャラの心情を表すわけでもないとってもニュートラルな音のつけ方がかなりの好感度高め!
・BGMとセリフの音のバランスがとってもいい!!大きすぎず、セリフが前に立つようなこの何ともいえない絶妙なバランスがすき。
【ターゲット】 10代~50代(ガンダム・ロボファン向け)
【おススメ度】 ★★★★★
【番組HP】 http://g-tekketsu.com/