アニメ研究家リュードー的「アニ評論」


冬アニメ20 『紅殻のパンドラ』



【カテゴリー】
 ファンタジー


【放送局】
 AT-X
 MX


【制作会社】
 Studio五組
 AXsiZ


【概要】
「角川ニコニコエース」に連載中のマンガをアニメ化した作品。スタッフ&キャストは去年公開の劇場版と同じで、監督は「乃木坂春香の秘密」の名和宗則さん。


【ストーリー】
 人造リゾートアイランドにおいて、重武装のテロリストや大量破壊兵器が跋扈する光景を目の当たりにした全身義体の少女。そこで出会ったバディとともに、事件に立ち向かうこととなりストーリーが展開されていく。


【視聴評論】

≪ストーリー≫
・攻殻シリーズの1つとして、義体だったり電脳化だったりという基本設定は同じだけど、世界観が全く違うので、オリジナルが好きな人からするとちょい・・・って感じかも。

・美少女ユル系キャラが電脳世界で活躍したり防壁張ったりするのは面白い!!なんか違和感じゃないけど変わった面白さ。オリジナルのパロにしか見えないけどね。

・1話ごとにわりと完結するようなストーリー展開だけど、面白さはあまりないかな。

・随所に入ってくるちょいエロやギャグなどネタは、このキャラだからありだろうけど個人的にはあまり好きじゃないなー。

・メカ的なものもあまり出てこないから迫力はあまりない。

・ストーリーの何か大きな柱がもっと見えると面白いんだろうけど、フワッとしすぎていてCM前の前半で飽きてしまう。


≪描写≫
・よーーく見てみると、あれ??そんなに画質がよくない??って思うのは俺だけ?!

・全体的にボヤッとしている気がする。なんでだろ。

・電脳世界での戦い方やエアモニとかの近未来の描き方がうまい!さすがだとは思う。

・萌えやギャグシーンでの目が×や><みたいになるのは、個人的に嫌。好き嫌いは分かれる描き方だと思う。

・キャラや背景などの色使いにメリハリがあって独特の世界を展開しているんだけど、どうしてもスクリーントーンが一枚入っているような、モヤッとした画質が気になってしまう。


≪音楽≫
・SEやBGMなどで戦闘シーンや日常シーンをうまく使っていて臨場感を出しているのがさすが!

・ただ、音付けが多すぎる気がするかな。もう少し省くとセリフや絵に集中できるのになって思う。

・END曲のキャラソン、必要かな・・・・って思った。

・OP曲は、ランティス特有の疾走感あふれるナンバーでメッチャかっこいいんだけどね。



【ターゲット】 10代~30代(萌えユルが好きな人向け)


【おススメ度】 ★★★


【番組HP】 http://k-pandora.com/


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