アニメ研究家リュードー的「アニ評論」


冬アニメ⑭『シュヴァルツェスマーケン』



【カテゴリー】
 SFロボット


【放送局】
 TX


【制作会社】
 ixtl
 LIDENFILMS


【概要】
 ファミ通文庫のライトノベルをアニメ化した作品。人気ゲーム「マブラヴ オルタネイティヴ」で描かれた世界から18年前の1983年の東ドイツを舞台としたスピンオフ作品。

【ストーリー】
 1983年の東ドイツでは、東方から押し寄せる未知の生命体・BETAに対して、苛烈な戦いが繰り広げられていた。絶望的な戦況と国家権力の重圧によって他人を信じられなくなっていた東ドイツの衛士、テオドールは偶然にも西ドイツ軍の衛士である少女を救出する。その少女、カティアはある純真な想いを胸に東ドイツへ亡命、そしてテオドールの所属する第666戦術機中隊シュヴァルツェスマーケンへの編入を希望運命が大きく動き出す。


【視聴評論】

≪描写≫
・モニター表示など近未来技術の表現が細かくてとってもカッコいい!

・ロボットはゴツメでスタイリッシュではないが、実戦用のロボだと確かにこれくらいごつくないと!っていうちょっとしたリアル感があっていいね。

・戦闘シーンでのロボット・シュバルツの動きや銃の弾道、細かい動きが丁寧に描かれていてすげーーテンション上がる♪

・ベータが人型の派生系でなんだか気持ち悪い・・・って思えるほど結構描写細かくて好き。

・目玉バージョンとか四足バージョンとかなんだかベータの色んな種類がウケル。

・通信する際のシーンで、それぞれのキャラが喋っているときのワイプが三角で入ってきてこれまたいい!

・シュバルツの内部がかなりシンプルでわかりやすい。

・キャラの描写がコードギアス的な感じはするけど、シンプルでいいと思う。ただ、もう少し目が小さくてもいいかな。w


≪ストーリー≫

・東ドイツを舞台にしたSFロボものっていう設定がすごく面白そう!!

・ベータというモンスターを倒すという分かりやすい設定がかなり男子向き♪

・命への考え方がなんだか本当に西ドイツであったかのような感じで、ゾクゾクする。

・戦闘シーンがテンポよく進んで、ステージも早めに変わるから見やすい。

・国連とかポーランドとか実名の国を舞台になることで、第二次世界大戦でロボットが中心だったらどんな戦争になっていたのか?!っていう定義をされているようでかなりこの作品は好きかな。

・ロボ・シュバルツの武器が、銃だけでビームサーベル的なものがないのが余計リアリティがあっていい。

・台詞回しがしっかりとしていて、ナレーションと合わせてストーリーが展開されるからとっても分かりやすい。

・セリフやカットの使い方が抜群に上手い!! セリフ終わりで次へ進んでしまい、え??なになに???って思ってしまうと見ている側が余計作品に集中して見入るからいいね。


≪音楽≫
・SEやBGMがとってもカッコいい!!派手というよりドキドキさせられるような重低音なものばかり使っているからかっこよさが出てくる。

・結構この作品も音職人がしっかり作りこんでいて、フワッとしていないから作品に重みがある。

・OP曲が映像とともに気持ちがあがるナンバーで気に入った♪うぅーーーん、イイね!


【ターゲット】 10代~50代(戦闘&ロボ好きな男子向け)


【おススメ度】 ★★★★★


【番組HP】 http://schwarzesmarken-anime.jp/

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