アニメ研究家リュードー的「アニ評論」


秋アニメ⑱『ハイキュー!! セカンドシーズン』



【カテゴリー】
 学園ギャグ


【放送局】
 MBS/MX


【制作会社】
 プロダクションI.G


【概要】
 宮城県立烏野高校排球(ハイキュー=バレー)部の小柄な少年・日向翔陽。しかし烏野の体育館には、そのかつてのライバルの姿があった。初めは反発し合っていた二人だが、それぞれの持ち味を生かしたトスを見ないクイック攻撃、通称・変人速攻を編み出し、独りでは見ることのできない「頂の景色」を見るため、個性豊かな烏野高校の仲間たちと共に全国大会を目指していく。


【特徴】
 「週刊少年ジャンプ」に連載中のコミックを原作とした作品のセカンドシリーズ。2014年に放映された「ハイキュー!!」第1期で人気を博し、満を持しての第2期放映となっている。今回の見どころのひとつは、原作で人気の梟谷学園の登場。


【視聴評論】

≪描写≫
・勉強机の小さな傷とか職員室の壁の汚れ、部室の埃っぽさ、どれも細かくてボーっと見ていたら気付かない所までこだわって描いてあるのが良い。

・バレーのシーンでの球の動きや揺れるネットとか超描写が細かくてリアル感満載!

・絵の使い方も、ベースはシンプル爽やかだけど、劇画タッチやユルユルタッチになったり、とにかく絵がストーリーに合わせてテンポよく変わるから見ていて本当に楽しい。


≪ストーリー≫
・柱がギャグとバレ一ってのが分かりやすいよね。バレー部なのにバレーあんましないからそれも相変わらず面白いし!

・前半があっという間でCMまたぎが早くかんじる。それだけ作品に引き込まれているんだろうなー。本当に相変わらずの面白さ!

・よくできたシナリオだよね!こんなギャグアニメで楽しみながら見られるのはなかなかないし。


≪キャラ≫
・みんなキャラ立ちしていて、んでも1つになってて、なんだろこの不思議なまとまりは。笑 だから楽しいのかな。


≪セリフ≫
・台詞回しがかなり早いけど、それぞれのキャストのうまさでコメントも入ってくるし、なんだか心地よいんだよねー。


≪音楽≫
・BGMの使い方もうまいよね。ベースに効果音を被せたり、でも台詞回しに邪魔にならないようなバランスでさすが。

・OP曲のスパイエアの曲もテンポ良く作品のテンポ感にぴったり!!

・END曲がガリレオガリレイって、透き通る歌声に前向きメロディーがぴったり!



【ターゲット】 10代~30代


【おススメ度】 ★★★★


【番組HP】 http://www.j-haikyu.com/anime/index.html



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