こないだナラシで、500キロ走破しまして。
感覚は既に、新型用にスイッチ。
その翌日は初期型で出勤したのですが。。なんだかギクシャク。(;'∀')
それもそのはず。。新型はスタートでしかクラッチ使わないですし。
エンジン出力特性も、開け始めからマイルド。
初期型で必要なテクニックがまるで必要ない、ラクチンマシン。
丸一日の矯正で。。退化してしまったという。(-_-;)
ライディング姿勢もポジションもほぼ同等。
同じ血統ながら、乗り方をその都度適応させないと。
それぞれの良さが引き出せないという現実。
ライディングスタイルを変えなくていいのが
同じバイクのいいところですが。
進化の落差が大きくて、感覚的には切り換えないといけないレベルです。
8の字してて、感じる違いが顕著で。
まずは、ハンドルの切れ角の違いで旋回半径が違うこと。
初期型は、旋回時にブレーキを引きずることでドンツキを抑えてましたが。
新型は、ブレーキを引きずるとBC( ブレーキコントロール )制御がかかって。
旋回中のリアブレーキの利きが大きくなりすぎて、マシンが起きてしまいます。
ホントは寝かしこんだまま、リアブレーキ引きずって。
アクセル開け始めのドンツキを抑えたいだけなのですが。
逆に邪魔してくれます。(;^ω^)
このBC機能は、電子制御満載のR1でも解除できないようですね。
そして、このBC( ブレーキコントロール )機能 ≒ ABS
使ってみて気づいたのですが。。
前後ホイールの回転差が生まれても、ABSがかかるのはリアだけ。
初期型は簡易ABSなので前後同時にABS発生していましたが。
前後別働??のようです。
なので、フロントのブレーキ油圧が抜けることはないのかもしれません。
まだ前輪ロックさせるような走り方してないので、確信はないですが。
なんとなく、そんな予測してしまいます。
いちお、急制動も試してみましたが、フロント油圧抜けはありませんでした。
そしてもう一つ気づいたのが。
アクセルオフからオンにしたときによくあるドンツキ。
新型はこれがないんです。
排ガス規制対応で、アクセルオフすると燃料カットされて。
ドンツキの激しいバイクになる傾向があるのが、ヤマハのノーマル車。
過去に乗った、FZ1もそうでしたし、初期型MTもそうでした。
ヤマハのバイクには、その傾向が強く。。ドンツキは避けられない。
そんなイメージでしたが。
そこをだいぶ改善してきたようで。
8の字でいろいろ試してみると。。
リアブレーキを引きずらなくても大丈夫。
アクセルの開け始めがとってもマイルドなので。
8の字のハンドルフルロック、フルバンク中でも、開けて安心。
アクセルだけで立ち上がりのコントロールしやすいのです。
これは目からうろこでした。
しかも。。。ドンツキの激しいはずのDmode 1 ( A モード )でも、マイルド。
これは素晴らしい進化だと思います。
開け始めの雰囲気からすると。。おそらく。
本質的に3気筒のエンジン特性ながら。
4気筒エンジンの特性を、開け始めに味付けしてきた。
そんな印象です。
そう考えた根拠に、フロントリフトの跳ね上がる速度感覚。。
アクセル開度&速度に対してではありますが。
初期型より少し遅れてパワーボリュームが来る。。そんなイメージ。
なので、気づいたときにはあっという間にサオ立ち。
ウイリー巡行には、多少感覚の慣れが必要になるのかもです。
そしてウイリー中のシフトアップは、
クイックシフターの反応速度では間に合わない感じで。
シフトチェンジ中に、フロントタイヤが落ちてきます。
これも慣れなんでしょうけど。
クラッチ合わせ、もしくはアクセル戻し合わせでシフトチェンジする私には。
ちょっと慣れない感覚です。
もうちょっと実験を繰り返してみますね。
ともあれ。。ECUセッティングの進化もかなり進んだようで。
アクセルの開けやすさに関しては、過去イチ間違いなしです。
これはあらゆる場面で、快適さをもたらしてくれることでしょう。