今年観た映画のパンフレット。今回は「コンフィデンスマンJP 英雄編」。フジテレビのドラマから発展し、映画も3作目。すべて劇場で観ているので、今回も横浜ブルク13で鑑賞しました。

 伝説の詐欺師・三代目ツチノコ(角野卓造)に師事し詐欺師となったダー子(長澤まさみ)、リチャード(小日向文世)、ボクちゃん(東出昌大)の3人は、三代目ツチノコの死を受けて、当代一のコンフィデンスマンを決めるべく真剣勝負を繰り広げることに。舞台は世界のセレブが集まるマルタ島。そこでスペインの元マフィア(城田優)が所有する「踊るビーナス」像をめぐる争いが始まるが、その情報を聞きつけた日本警察の丹波(松重豊)やインターポールの捜査官・マルセル真梨邑(瀬戸康史)が捜査を始めて、という話。

 まあ、これまでにも増してオールスターキャストが集結した派手な作品になっています。4人目のメンバー・五十嵐(小手信也)はもちろん広末涼子演じる韮山波子や江口洋介の赤星など、過去作に登場した人物もよい感じで絡んできて、楽しい。さらに急逝した三浦春馬が演じたジェシーと竹内結子が演じたスタアも。

 こういう「楽しさ」に溺れると「スパイダーマン ~」になっちゃうんだけど、根幹となるストーリーが大仰でどんでん返しが効いたものになっているので、そこまで気にならず楽しめた。

 これもまだシリーズとして続くのだろうか。東出昌大の状況しだいかな。