それでは前回の続きです。
リバースされた後に落ち着かれたので再度出発~。
目的地の近くの 駅前に着いたので
「お客さ~ん! お客さ~ん!!」 と声をかけるのですが
全く反応なし・・・。
お客さんに触れると後で
「OOが痛い!!」
「力を入れて無理やり起こしたな!!」
などと苦情が入る可能性があるので
軽くひざ辺りをポンポンと叩きながら声をかけるのですが、
全く起きる気配がない・・・。
これは完全にダメだ。
でもこのお客さん、
1年ぐらい前に送ったことがあるような気がするんだが、
ハッキリと顔を覚えていない。
でもこのままでは、どーしようもないので
その時に送ったお寺さんまで行って、
「こちらの家の方ではないでしょうか?」
と聞いてみるしかない。
「こんな夜遅くに迷惑な。ウチの家族ではないです」
と怒られてもしょうがないので、
とりあえずお寺の前まで行ってみた。
お寺の前で何度も、
「お客さ~ん! お客さ~ん!!」
と声をかけても相変わらず反応なし・・・。
「ほんま、頼むわ~ 起きて~や~」
と思いながら、
お寺の中に入って行く長い石階段を眺めていた。
この石階段をお客さんを担ぎながら
登って行くなんて ムリ~
ということで、
「とりあえず自分だけ行って人を呼んで来て確認してもらおう」
と、石階段を登り真っ暗な中を歩き 玄関らしき所の
ピンポンを鳴らすのだが返事がない。
「ガラガラガラ~」 っと引き戸を開けて、
「すいませ~ん すいませ~ん」
と声をかけるのだが誰も出てくる気配がない。
最悪だ!!
ウチの会社にはトラブルが発生した時に
対応してくれる担当の者が居ない。
だから、すべて自分で対応するしかないのです。
一応、会社の電話番に今の状況を報告し
「的確な指示が返ってくることはないだろうな~」
と思いながらも
「こういう場合はどうしましょ?」
と聞いてみた。
そしたら案の定、
「こういう場合って、どうしたらいいんでしょ~ね~?」
という返事が返ってきたので、
とりあえず、近くの交番がどこにあるか聞いて 電話をきった。
そして 駅の横にあるという交番に着いたのですが、
まだ、すんなりと終わらないので 続きは次回で。