松下幸之助氏も座右の銘にしていた「青春の詩」全文 | ナカジュンのオンライン発信相談室

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こんにちは!   中井純子(ナカジュン)です

パナソニックミュージアムの松下幸之助歴史館にご自由に持ち帰ってよい「松下幸之助30のことば」があります。

今日は、その中の1つをご紹介いたします。
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青春とは心の若さ
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青春とは心の若さである。
信念と希望にあふれ勇気にみちて
日に新たな活動をつづけるかぎり
青春は永遠にその人のものである。

これは私がある詩からヒントを得て、座右の銘としてつくった言葉である。
当然ながら、人はみな毎年、年をとってゆく。それはいわば自然の掟なのである。
しかし、私は精神的には、何歳になろうとも青春時代と同じように、日々新たな気持ちを持ち続けることができるはずだと思う。
その精神面での若さを失いたくないというのが、かねてからの私の強い願いなのである。

~「松下幸之助一日一話」~
 

 

松下幸之助さんの座右の銘のヒントになった詩とは

サミュエル・ウルマン氏の「青春の詩」です。

 

 


Wikipediaでは

  • サミュエル・ウルマンSamuel Ullman, 1840年 - 1924年)は、アメリカ合衆国の実業家、(詩人、教育者)。ドイツ・ヘッヒンゲン (de:Hechingen) の生まれ。ユダヤ系ドイツ人であったため、迫害を避けアメリカへ渡る。 アラバマ州バーミングハムに住み、荒物商を営みながら執筆を続けた。80歳の記念に自費出版した『80歳の歳月の高見にて』に収められた詩"YOUTH"(青春)は名高い。この詩は第二次世界大戦後、アメリカの雑誌リーダーズ・ダイジェストに掲載され、連合国総司令官を務めたダグラス・マッカーサー元帥が座右の銘として執務室に掲げたことから、日本でも知られるようになった。経済界の先に立つ人物の間では古くから有名で、松下幸之助も座右の銘としていたと言われている。

クローバー「青春の詩」の全文をご紹介します(2つの翻訳ご紹介します)

➀青春  岡田 義夫 訳 

青春の詩

青春とは人生のある期間を言うのではなく、心の様相を言うのだ。優れた創造力、逞しき意志、炎ゆる情熱、怯懦を却ける勇猛心、安易を振り捨てる冒険心、こう言う様相を青春と言うのだ。年を重ねただけで人は老いない。理想を失うときに初めて老いが来る。

歳月は皮膚のしわを増すが、情熱を失う時に精神はしぼむ。苦悶や狐疑や、不安、恐怖、失望、こう言うものこそ恰も長年月の如く人を老いさせ、精気ある魂をも芥に帰せしめてしまう。

年は七十であろうと十六であろうと、その胸中に抱き得るものは何か。曰く、驚異への愛慕心、空にきらめく星辰、その輝きにも似たる事物や思想に対する欽仰、事に処する剛毅な挑戦、小児の如く求めて止まぬ探求心、人生への歓喜と興味。人は信念と共に若く 疑惑と共に老ゆる、人は自信と共に若く 恐怖と共に老ゆる、希望ある限り若く 、失望と共に老い朽ちる。

大地より、神より、人より、美と喜悦、勇気と壮大、そして偉力の霊感を受ける限り、人の若さは失われない。これらの霊感が絶え、悲嘆の白雪が人の心の奥までも蔽いつくし、皮肉の厚氷がこれを堅くとざすに至れば、この時にこそ人は全く に老いて、神の憐れみを乞うる他はなくなる。

 

要約 「青春とは、心の若さである」 

 

 

クローバーサムエル・ウルマンによって書かれた不朽の名詩「青春の詩」は、戦後の日本人に勇気と希望を与え、高度経済成長の原動力の一つにもなったと言われています。詩の内容からして産業界のトップリーダーを始め、中高年層に愛好者が多かったようです。千の風になって」で話題になった作家・作曲家新井満氏の新訳が、若い世代の愛好者も増えてきているとのことです。

② 青春とは  自由訳 新井満


青春とは 真の 青春とは
若き 肉体のなかに あるのではなく 若き 精神のなかにこそある
薔薇色のほほ 真っ赤な唇 しなやかな身体
そういうものは たいした問題ではない
問題にすべきは つよい精神 ゆたかな想像力 燃え上がる情熱
そういうものが あるか ないか
こんこんと湧き出る 泉のように
あなたの精神は 今日も新鮮だろうか いきいきしているだろうか
臆病な精神の中に 青春はない
大いなる愛のために発揮される 勇気と冒険心のなかにこそ
青春は ある
臆病な二十歳がいる すでにして 老人
勇気ある六十歳がいる 青春のまっただなか
歳を重ねただけでは 人は老いない
夢を失ったとき はじめて老い
歳月は 皮膚にしわを刻むが 情熱を失ったとき 精神は しわだらけになる
苦悩 恐怖 自己嫌悪
それらは 精神をしぼませ ごみくずに変えてしまう
誰にとっても大切なもの それは 感動する心
次は何が起こるだろうかと
眼を輝かせる 子供のような好奇心
胸をときめかせ 未知の人生に 挑戦する 喜び
さあ 眼をとじて 想いうかべてみよう
あなたの心のなかにある 無線基地
青空高くそびえ立つ たくさんの 光り輝くアンテナ
アンテナは 受信するだろう 偉大な人々からのメッセージ
崇高な大自然からのメッセージ
世界がどんなに美しく 驚きにみちてるか
生きることが どんなに素晴らしいか
勇気と希望 ほほえみを忘れず いのちのメッセージを受信しつづけるかぎり
あなたはいつまでも 青春
だが、もしあなたの 心のアンテナが 倒れ
雪のように冷たい皮肉と 氷のように頑固な失望に おおわれるならば
たとえ二十歳であったとしても あなたは立派な 老人
あなたの心のアンテナが 今日も青空高くそびえ立ち
いのちのメッセージを受信しつづけるかぎり
たとえ八十歳であったとしても あなたはつねに 青春
青春とは 真の 青春とは
若い 肉体のなかに あるのでなく 若き 精神のなかにこそ ある

 

どちらも味わい深い翻訳ですね。
 

クローバー青春とは、心の若さである」と座右の銘としていた松下幸之助氏94歳の足跡は
大阪府門真市にあります「パナソニックミュージアム」で、ご覧いただけます。
入場は無料です。
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クローバー10月にラジオ番組「ナカジュンのアップデート」に

パナソニックミュージアムの方がご出演いただけます!!

お二人も出演くださいます!!
 

パナソニックミュージアムの「ものづくりイズム館」の副館長さんと 

松下幸之助歴史館の企画展の担当の方と お二人でお越しくださいます。

パナソニックミュージアムの魅力、見どころをお聞きしますね。

 

2019年10月度ゲストは
❤️パナソニックミュージアムの「ものづくりイズム館  副館長さん

♠️パナソニックミュージアムの松下幸之助歴史館の企画展ご担当者様

クローバー放送日はクローバー

前編 10月6日(日)再放送10月13日(日)

後編 10月20日(日)再放送10月27日(日)

全部で4回放送あります。

時間は全て14:30~15:00です。

 

スマートフォンで
パソコンで聞けます!聴き方は↓

 

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【毎週日曜日お昼2時30分~3時】

 

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放送時間日曜日14:30~15:00

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