今も気象予報士の
通学講座をしていますけど
やっぱりマンツーマン講座をして来て
良かったと思いますね。

その経験は本当に大きいです。

それは受講生の性格やレベルに合わせて
授業を行うことができるから。

受講生の話によく耳を傾けて
何が足りないのか、よく考える。

大体の場合は
「基本」ができていないんですけどね。

マンツーマン講座を始めたのは2011年です。
東日本大震災の年です。

その時点でも講師として
キャリアがそこそこはあったので
何とかなるだろうと思っていましたが
受講生と1対1だと
やっぱりうまくいかないことが多かったです。

それは自分の知識不足もあるし
受講生との接し方
導き方がまだまだ不十分だったから。

そこからたくさん勉強して
気象の知識はひたすら勉強するしかないけど
人を導くために
あらゆる指導者としての本を読みました。

マンツーマンができれば
通学講座でも何でもできると思うんですね。

どれだけ人数が増えても
ひとりひとりに
語りかけることには変わりないから。

おかげさまで
最近は受講生から
的を得た解答、ありがとうございます…
と言われることが多くなったかな。

嬉しいです。

実技って水物みたいなものなので
はっきり言って
これ!と言う解答がないじゃないですか
だから受講生も相当悩むんです。

まぁ、そんな問題を作ることが
そもそも問題なんですけどね。

例えば
どこまで解答を書いて良いかわからない
まずキーワードをいくつか並べる
次に文字数で考える
20文字ならキーワード2つくらい
キーワードを絞って解答を書く
最悪、箇条書きでも良い

など、それなりに対処はできます。

あくまでもそれなりではありますけど。
自分もはっきり言って
これで良いかはわからないから。

でも、自分だったらそう考えるし
それで大丈夫だと思う。

なぜなら自分は
気象予報士試験に3回受かっているから。

講師になることは
受講生の人生の一部を背負うことです。

責任感を大きく持って
これからも「覚悟を友にして」歩みます。

がんばんべ!!!