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順調にリハビリを消化している最中にRHF4ターボから異音がしだしていたので
TTW近澤社長と次期ターボの選定をしたところデカカプのスペアターボTD-04 11B+09EXハウジング仕様を
譲ってもらえることに。TDは水ラインもなくなるので配管も簡素化できるのとタービン上付けレイアウトできる
マニがセットであることから即決。 出力自体は前のIHIでもハイブースト時に170PS付近までマークしていたので不満はなかったので既存325ccI/Jで足りるだけでいいですわ、なんて軽い気持ちで始めたら

150kpsで既にI/J使い切りF4と同じ出力が出てしまう・・・。 低いブーストで同じ出力が出るなら越したことはないのだが、どーもIJ交換してやり直したい社長。 その意味は夜の試乗ではっきりするのだが・・・。
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制御がe-manageなのであまり大きいI/Jだとアイドリング付近が絞りきれなくなる恐れもあったのだが
150kpsでテンテンに使い切ってるとあまりにも余裕がないので急遽380cc打つことに。
困ったときのNewsさん「380IJもってる?」に「あるで」と譲っていただきその足でTTWまで
新名神でかけつけてシャシダイ室を覗くと昨日からオペ台に縛り付けられているカプチーノ

既にデリバリーは取り外しされており黄色いペンシルIJの受け入れ準備OK
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無駄にADVAN A050の新品が装着されていたので社長の気遣いでネオバ装着ホイルに交換されている。
インジェクター系数を書き直してアイドル付近を絞り始動。 思いのほか安定したアイドル
昨日MAPを入れたのも全部やり直し丁寧にデータを作り直し約700kgのドラムをネオバがまわす。

タイヤが温まるまでローラーの上でヒステリックな音を炸裂させる赤カプ。そしてセッティング再開
最終最大170kpsまでデータを入れ直して計測。
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カーソルが指すところは9400rpm 左が出力で右がトルク。 もっと可視化したのが下のグラフ
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ターボの特性が顕著に表れ ブーストと回転に比例してどこまでもピーク付近の出力が出続ける。
これが実際に走らせると分かりやすく言えば「体感シフトアップ」がしにくい「タコ凝視」しなければ軽々と
オーバーレブしてしまう特性。

タコ見ながら 前方みながら 床まで踏んで試乗なんていくら三重県のたんぼの中でも不可能!!

近澤社長「あーそうそう もうIJ余裕ないからね~」


これ、エンジン、MT, 10LAPもつなら超速いんですけど(汗)

ちなみに事前測定で2番のコンプレッションがやや低かったのは見なかったことにしていますw